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環境

有害化学物質削減、石けん利用普及

私たちの暮らしの中を見渡してみると多くの化学物質が使われてることに気が付きます。
最近になって多くの被害報告により、化学物質過敏症がようやく病名登録されました。今では症状を持っている人は70万人~100万人と言われています。毎日の暮らしの中から有害化学物質を削減することは重要な課題です。

パルシステム東京では環境や健康に負担をかけない暮らしを選ぶために、有害化学物質の削減のための学習会の開催や、情報の提供を行なっています。
また、有害化学物質の削減を目標に他団体と連携し、「化学物質基本法」の制定運動を進めていますが、まだ実現に至っていません。
今後も、「化学物質基本法」の制定をめざすとともに、毒性について国を問わず誰にでも分かる絵表示にしていく国際的な流れであるGHSの表示に向けて運動を進めていきます。


有害化学物質の学習会

石けん利用普及

石けんを選ぶことは、生き方を選ぶこと!!
パルシステム東京は、被害者にも加害者にもならない暮らし方を目指し、1970年代の前身生協のころから、40年以上石けん運動に取り組んでいます。
現在も、以下の点から合成洗剤(※1)の取り扱いをしておらず、石けんの利用をすすめています。

  1. 1人や生き物に与える影響から

    石けんは天然の動・植物の油脂から得られる脂肪酸塩を主成分としています。石けんの界面活性剤(※2)は、主に「脂肪酸ナトリウム」と「脂肪酸カリウム」のふたつです。すすぎにより水で薄まると界面活性作用を失うため、安全性が高い物質です。
    また、石けんは生分解性がよく、魚や微生物への毒性が少ないため、生態系に対する影響が少なくなっています。
    合成洗剤で使用されている主な合成界面活性剤の原料である9種の化学物質は、PRTR制度で、第一種指定化学物質(※3)として発がん性などの危険があることを明記されています。石けんはそのようなリスクはなく安全に使用できます。

  2. 2洗浄力効果から

    合成洗剤には蛍光増白剤が添加され、衣類を青白く染めることで「白くみせている」ものがありますが、石けんは汚れそのものを落とします。その洗浄力は合成洗剤には劣りません。

  3. 3資源を活かす

    「米ぬか」を原料とした商品は、主食である米の副産物を有効活用しています。

石けんや、石けんと相性のよい安全な洗浄剤を使用してお掃除してみましょう。

パルシステムの石けん商品についてもっと知りたいひとはこちらへ

※1 合成洗剤
合成界面活性剤を使用している洗剤。合成界面活性剤は、PHに関わりなく作用するため、水で薄まっても界面活性作用がなくならず、乾いた衣類や食器などにも残留します。

※2 界面活性剤
水と油のような本来混じりあわない性質のものを混じり合わせる作用を持った物質のこと。

※3 PRTR制度(化学物質排出移動量届出制度の略)第1種指定物質
「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」により定められている制度です。
人の健康や生態系に有害なおそれがある化学物質について、事業者による戸主的な管理活動を改善・強化し、環境汚染を未然に防止することとして2001年PRTR制度が施行されました。毒性レベル、製造・輸入量、環境中からの検出から選定基準を定め、第1種指定化学物質として462物質が指定されています。家庭用洗剤に配合している以下の9種の合成界面活性剤はこれに該当しています。

  • アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
  • N.N-ジメチルドデシルアミン=N-オキシド(AO)
  • ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(AE)
  • ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニルエーテル(OPE)
  • ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル(NPE)
  • 2-スルホヘキサデカン酸-1-メチルエステルナトリウム塩(MES)
  • ポリ(オキシエチレン)=ドデシルエーテル硫酸エステル(AES)
  • ドデシル硫酸ナトリウム(AS)
  • ヘキサデシルトリメチルアンモニウム・クロリド

普段のくらしの中でもちょっと気をつけて表示をみる習慣をつけましょう。
「自然の・・」や「植物性の・・」などのキャッチフレーズでも、よくみると上記のような品質表示があれば、それは合成界面活性剤が使用された合成洗剤です。

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