活動レポート

パルシステム東京限定商品メーカー交流企画「『フィトンα』で天然成分の虫よけ&お掃除にスイッチ!」

2024.9.24

8月24日(土)、パルシステム東京限定商品のメーカーの1つである、有限会社生活アートクラブの富士村夏樹社長を講師に招き、組合員との交流企画「『フィトンα(アルファ)』で天然成分の虫よけ&お掃除にスイッチ!」を開催しました。(参加者40組)

 

生活アートクラブはこんな会社です

カメラの前で商品の説明をする富士村夏樹社長

2002年に創業し、東京都新宿区に本社を構える生活アートクラブは、エシカルやエコロジーをテーマにした生活雑貨の販売を通じて、事業と社会課題の解決の両立を実現している会社です!

国産ニットやリネン、綿100%の蚊帳生地などの天然繊維でできた衣類や寝具、日用雑貨を始め、天然成分由来の防虫剤・消臭剤「フィトンα」シリーズを販売しています。パルシステム東京では月1回程度、生活アートクラブが制作したチラシ、「エコデパ」を配付しています!ちなみに、「エコデパ」はエコロジーデパートの略です。

日頃の当たり前を見直そう!システムチェンジ

商品のパッケージも、一見プラスチックに見えますが、実は紙でできているというから驚き!

お話の冒頭で問題提起されたのが、「自分が毎日使っている日用品が、私たちの健康や地球環境、未来の世代にどのような影響を与えるのか」ということ。そして、「もし、それらをちょっとでも負荷の少ない素材にスイッチする(替える)ことができたら? 自身の購入行動をいま一度振り返ってみましょう」と富士村社長は話します。

荒れ果てた日本の森と生活アートクラブの貢献

荒れ果てた森から間伐された森へ(画像はイメージです)

日本は森林大国ともいわれ、森林率(国土面積に占める森林面積の割合)はおよそ70%と世界第3位です。しかし、高度経済成長期に造林された人工林は50年以上経ち、主伐期を迎えているにも関わらず、外国産の木材輸入の影響で木材自給率はわずか18%。また、木製品に代わるプラスチック製品の台頭も要因となり、放置された日本の森林が荒廃しています。そのような森林事情を改善するために、「エコデパ」では国産材を活用したまな板やターナー、箸などのキッチン周りの雑貨を掲載しています。

また、竹林も森林と同様の問題があり、「エコデパ」ではチラシの紙に竹でできた紙「日本の竹紙15」を使用したり、竹でできた布「竹布(たけふ)」の衣類を取り扱うことで放置竹林問題の改善に貢献しています。

「フィトンα」の秘密に迫る。キーワードは「青森ひば」!?

青森県の津軽半島や下北半島に分布する「青森ひば」という木からなる国有林があります。「青森ひば」の別名は「蚊殺しの木」。ひば油には「ヒノキチオール」という、木が昆虫や細菌、カビなどの外敵から自分の身を守るための活性成分(=フィトンチッドといいます)が豊富に含まれています。

この有用な成分に着目して生まれたのが「フィトンα」です。

「フィトンα」は、青森ひば油を始め、30数種類の精油をブレンドした生活アートクラブオリジナルの配合特許成分です。国内で最もフィトンチッドが多いとされている屋久島の空気環境を再現するために、薬学博士の吉野俊雄氏(故人)が開発されました。この「フィトンα」を使用した抗菌剤・消臭剤が「フィトンα」シリーズです。

「フィトンα」シリーズは、「洗濯槽クリーナー」や「風呂釜クリーナー」などのお掃除用品をはじめ、「消臭ジェル玄関用・TOILET用」などの消臭用品や、「虫よけスプレー」、「衣類の虫よけ」、「ゴキのテキ」などの虫よけ用品など、ラインナップが多岐にわたっています。自分に合った商品を目的別に選べるのが良いですね!

参加した組合員の皆さんには試供品も♪

試供品の内容を説明する生活アートクラブ社員の富士村冴花(さえか)さんとお届けした試供品の一部

エコデパ ~持続可能な未来のためのくらし提案~

「フィトンα」シリーズの商品たちと一緒にパチリ。

「フィトンα」シリーズの商品たちと一緒にパチリ。

みなさんも、パルシステム東京独自チラシ「エコデパ」の商品にスイッチしてみませんか?

気になる商品があったら、ぜひ試してみてくださいね。

参加者からは「お話がとてもわかりやすく、興味を惹かれ飽きずに聞くことができました。」「生活アートクラブの「作り手の想い」を直接伺えて良かったです。」「森の健康に配慮しながら農薬に頼らず防カビ、防虫対策製品を開発されている姿勢に、ますます応援したくなりました。」などの感想をいただきました。