活動レポート

【開催報告】「ピンクリボンカフェ~乳がん仲間がつどい話す~」

パルシステム東京は、10月3日(土)10:30~、パルシステム東京新宿本部で「ピンクリボンカフェ~乳がん仲間がつどい話す~」を開催しました。
今、乳がんは女性の12人に1人がかかる病気といわれています。今回の 「ピンクリボンカフェ」は乳がんとともに暮らす仲間で集まり、今までひとりで胸にしまってきた気持ちや言葉を安心できる場所で話そう、と企画しました。

 

まずは場所作りです

昨年のピンクリボンカフェ参加者、ファシリテーターとともに、今年は乳がん当事者同士の居場所づくりになるよう、何日も前から入念な打ち合わせを重ね、当日も朝からスタッフは準備に入りました。
事前申し込みは12名。当日の体調などでキャンセルがあるかもしれないと、携帯電話を用意して待機していましたが、うれしいことにキャンセルはゼロでした!
初めに、パルシステム東京ファシリテーターが、この企画のルール『会場内で知った個人情報を口外しない、医療についてのアドバイスはしない、人の話をよく聞く、など』を説明して、安心できる場所づくりに努めます。 きょうは名前も「きょう呼ばれたい名前」で呼び合います♪

 

私の好きな秋の食べ物」と自己紹介

まずは「私の好きな秋の食べ物」を順番に言うことでちょっとリラックス。その後ひとり約30秒で、自己紹介と「自分の病気について」を話しました。
途中2グループに分けてお茶を飲みながら「受けた検査や治療について」「再建のこと」「パートナー・家族について」など、日ごろ思っていることを語り合いました。
最後はまた輪になって2グループで話したことを共有し、アンケートを書いて終了の予定でしたが…話が弾み、みなさん13時過ぎまでいてくださいました。

 

誕生日、大人になると「また年取っちゃったわあ」って思ってしまいがちですが

この日が誕生日の参加者の方が「病気になってから、自分の誕生日の意味が変わった。以前は『ああ、また一つ年を取ってしまったなあ』という感じだったのが、『ああ、また1年楽しく生きるぞ!』と思うようになった」と話していたのが、印象的でした。
また、「治療は正しい情報と自分に合ったものを選ぶことが大切だと思います。」「病気になって、食べ物の大切さを思うようになった。パルシステムの野菜は欠かせません。」という方もいらっしゃいました。

 

アンケートより

「全員が乳がん経験者ということで、参加して不安が強まってしまったらどうしようと思っていましたが、とてもよかったです。」
「病気のことを普段誰にも話せないでいるので、参加してとてもよかったです。2時間があっという間でした。」
などの感想をいただきました。

 

 

 

写真は、パルシステム東京ファシリテーターのお二人です。企画と進行、お疲れ様でした。

 

 

【パルシステム共済生活協同組合連合会「たすけあい活動助成金」の助成事業】

取材:広報室