お知らせ
【指定便ご利用中のみなさまへ】「パルシステム給付型奨学金」募金を期間限定で受け付けます。
2021.9.13
2021年度より、家庭環境や経済的理由で大学の進学や就業の継続が困難な若者を対象とした「パルシステム給付型奨学金制度」が始まりました。
コロナ禍により困難を抱える若者たちの状況はますますひっ迫。一人でも多くの支援を必要としている若者を支えるため、「パルシステムの指定便」をご利用している組合員のみなさまからも期間限定で募金を募ります。ご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
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お申し込み期間
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2021年9月14日(火)~10月1日(金)
※お申込みいただいた募金は、9月または10月の請求履歴をご確認ください。
2021年度は4名の奨学生を支援
2021年1月から3月までに寄せられた募金は、グループで1,124万円(うちパルシステム東京は526万円)となりました。奨学生1人に対して4年間で264万円の費用がかかることを勘案すると、約4人分の費用に相当します。
2021年度奨学生および伴走支援団体 | |
大学1年Aさん/東京都 | (一社)若草プロジェクト |
大学1年Bさん/千葉県 | NPO法人ちばこどもおうえんだん |
大学1年Cさん/埼玉県 | (一社)彩の国子ども・若者支援ネットワーク |
大学1年Dさん/宮城県 | NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島 |
支援団体のひとつ 一般社団法人若草プロジェクトより
若草プロジェクトは困難を抱えた若年女性の支援をしています。支援を行う中で、進学の意思も能力もあるのに、金銭的理由で諦めざるを得ない女性が散見されます。 今回、奨学金が決定したAさんもその1人でした。進学を諦めて就職しましたが、社会福祉士になりたいという夢を捨てきれずに1年遅れて入学。奨学金は奨学金の取り組みを動画でも紹介しています授業料、テキスト、学習環境を整えるために使うと聞いています。 今年20歳になりますが、まだまだ社会性も未熟で、生活スキルも低いので、伴走者は金銭的管理だけでなく、さまざまな視点からの支援をして、いっしょに卒業までたどり着きたいと思います。
「パルシステム給付型奨学金」の特徴
目指している姿は、単なる奨学金給付にとどまらない奨学生に寄り添った「伴走支援」。社会的経験の少ない奨学生に対して、定期的な生活・進路相談などの精神的サポートを行うことで、将来的な自立に向けた支援をします。
※ 募金で集まったお金は奨学生の奨学金として活用されるほか、一部は奨学生の伴走支援等の事務経費に活用します。2021年度の事務経費は1人につき18万円を予定しています。
※ 今回の募金は、2022年4月分以降の奨学金に使用されます。
パルシステムでは2019年 度からモデル事業として奨学金の給付活動を開始しました。
※一部定期便のみ申し込み可能な募金についての内容があります。あらかじめご了承ください。
若者の今を知る「学習報告会」を開催します
╲ 困難を抱える若者って? ╱
その支援の必要性について
社会的養護施設などで過ごした若者が巣立つ社会には、さまざまな困難が待ちかまえています。困難の連鎖を乗り越え、夢に向かって学びたいという若者を支えていく必要性について学ぶとともに、組合員の募金で運用を始めたパルシステム給付型奨学金制度について報告します。
[奨学金制度に関するお問い合わせ]
パルシステム生活協同組合連合会 地域活動支援室
TEL:03-6233-7235 MAIL:nonbil@pal.or.jp