基本情報
「いなぎめぐみの里山」とは?
2019.12.18
都市と自然をつなぐ
「いなぎめぐみの里山」は、生活協同組合パルシステム東京が「農と緑の創生」をキーワードに、地域社会との交流も含め、生協組合員が参加できる「場(農と里山体験ゾーン)」として2004年に開設しました。
「いなぎめぐみの里山」という名称は組合員の公募によって名づけられたもので、毎年40以上の企画に組合員が参加しています。
2018年3月には、所有する土地のうち約2.1haの山林が稲城市の「自然環境保全地域」に指定されました。
ひと言で言えば「里にある森(緑)」という意味。
「里」というのは、自然に対して「人の住むところ」、都市に対する「田舎」のことで、ここでは「自然(人がいないところ)と都市との中間に位置する空間」のことを指します。そして「里山」の「山」は「森林」を指します。
開設に至る経緯と目標
農と緑の里山体験ゾーンへの参加を通じ、組合員が「農と緑や環境・自然」を体験し、新しいくらし方の学びをひろげます。
家族ぐるみの参加に光をあて、新たな組合員参加を広げます。
里山活動を通して、地域社会(稲城市民や市内農業者)との交流・環境保全・地域循環の大切さをひろげ、循環型の地域活性化と生活協同組合パルシステム東京の認知向上をはかります。
新たな事業創出の可能性を追求します。
稲城市にある「いなぎめぐみの里山」は、約40年ぶりに人の手が入れられました。
「生活協同組合パルシステム東京食と農事業化計画(案)02~04年度」に掲げる「東京ないし近郊での『環境や食の安全配慮の参加型農園』と参加のネットワーク化」の具体化として「都市近郊の地域循環・参加型農園」の一つとして取り組んでいます。
農作業の体験や作物生産や癒しの空間として、たくさんの人とのつながりのもと、都市農業新興の新しい姿を追求します。