基本情報
夏だ! 海に行って砂はまでプラスチックをさがしてみよう!
2022.6.18
お台場(だいば)の砂はま
わたしたちが捨てたプラスチックごみが海まで流れていってしまい、魚や鳥、うみがめやクジラなどがそれを食べたりして、大きな環境問題 になっています。
砂はまには、さまざまなものが流れつきます。
どのくらい?どんな?プラスチックごみがあるかな?
砂はまにでかけて観察・さい取して、調べてみよう。
出かける前に:考えてみよう
毎日どんなプラスチックを使っている?
いろいろな商品に使われているプラスチック。
身のまわりで使っているものを書き出してみよう。
プラスチックごみはどうやって捨(す)てている?
きみのおうちでは、使い終わったプラスチックをどんなふうに捨てているかな?
おとなに聞いてみよう。
海にでかけよう:すな浜のプラスチックをさがしてみよう
砂はまには色いろなものが流れついています。
石や木のえだ、貝がらなどにまざっているプラスチックはあるかな?
大きなものから小さいものまで、よーく目で見て探してみよう。
①気を付けること
※海にはあぶないところもあります。おとなと一緒にでかけましょう。
※水分をとって、ぼうしをかぶり、熱中症に気をつけましょう。
②用意するもの
メモちょうとえんぴつ
ピンセット
紙コップ
カメラ
(あるとべんり)ざる
(あるとべんり)ちりとり
(あるとべんり)たらい
新聞紙
砂浜に行って、探してみよう
①砂はまを目でしっかり見ながら、自然の中にはなさそうな色の破片 やふくろ・発泡 スチロールをさがす。
②大きいものはよく観察し、特ちょうをメモして、写真をとっておく。
③砂をよく見るとビーズくらいの大きさになったプラスチックもあるので、小さいものはピンセットでつまんで紙コップへいれる。
※とても小さいものは、ちりとりに砂を取ってさがしたり、ザルでふるうとやりやすい。
※ビーズくらいの小さいごみはプラスチックは水に浮かべてみよう。
プラスチックの多くは水より軽いので、浮いてくるものはプラスチックの可能性が高い。
⑤砂はまのようすや、集めたプラスチックごみについてメモにまとめよう。
・砂はまにはどんなごみが多かったのか。
・どんな大きさ・形のものが多かったのか。
・どんな色のものがあったのか。
※この後の調べる作業 を家でおこなう場合は、ふくろに入れて持ち帰ります。
調べてみよう
どんなプラスチックごみがあったか、種類でわけてみよう
①新聞紙やシートの上に拾ってきたプラスチックごみを広げる。
②色や大きさ、にたものごとにわけてみる。
③どんなものかを考えたり、調べたりして、ラベルをつけてみる。
調べたことからかんがえてみよう
これらのプラスチックごみは、どうやって砂はまに流れついたのか?どうしたら へらすことができるのか?を考えてみよう。
①~③を考えてまとめてみよう
①どんなことに使われていたのか考えてみよう。(レジぶくろ?おもちゃ?なにかの部品?)
②どこから、砂はままでたどりついたのか考えてみよう。(風?川から?波?落とし物?)
③どうしたら無くなるか考えてみよう。
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ごみの問題はみんなの問題
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わたしたちが毎日使っているプラスチック。
すてる時にちゃんと処理(しょり)されなかったらどうなってしまうのでしょうか?
わたしたちが住むまち(陸)から、風で飛ばされてしまったり、大雨で流されてしまったり、さまざまな理由で川から海に流れ出てしまします。
また、プラスチックごみは海に出てしまうと、回収(かいしゅう)することが難しいので、世界中で問題になっています!
最近では、日本の色んな国から流れ出たプラスチックをクジタやうみがめなどの生き物たちがまちがって食べてしまったり、魚や貝のからだから小さなプラスチックが見つかったりと、深刻(しんこく)な問題になっています。