基本情報
エネルギー政策の推進
2019.12.13
新電力事業
2013年、パルシステム東京の子会社である「(株)うなかみの大地」で事業所向けの新電力事業を立ち上げました。2016年の電力小売り全面自由化を受けて、「パルシステムでんき」として組合員への供給をスタートさせ、2018年3月末時点ではパルシステムグループ全体で20,765件の組合員が利用しています。
年度 | 新電力事業にまつわる主な経過 |
2013 |
・パルシステム東京の子会社「(株)うなかみの大地」により新電力事業を開始 ・電力供給17事業所、FIT電気(再エネ)率59.2% |
2014 | ・電力供給31事業所、FIT電気(再エネ)率79.3% |
2015 | ・電力供給36事業所、FIT電気(再エネ)率66.9% |
2016 |
・パルシステムグループ全体への展開を目的に「(株)パルシステム電力」へ事業を移譲 ・10月から組合員に電力供給開始。契約数1,692世帯(パルシステム東京983世帯) ・電力供給56事業所(グループ)、FIT電気(再エネ)率75.8% |
2017 |
・大手電力会社と同料金へ改定 ・組合員契約数7,195世帯(パルシステム東京1,825世帯) ・電力供給79事業所(グループ)、FIT電気(再エネ)率79.2% |
2018 |
・組合員契約数20,765世帯(パルシステム東京7,854世帯) ・電力供給104事業所(グループ)、FIT電気(再エネ)率78.8% |
新電力事業に関する活動
「パルシステムでんき」の推進のため、環境キャンペーンでの発電施設見学会や組合員・役職員向けにエネルギー政策学習会を開催しています。また、地域イベントやセンターまつりでの呼びかけ等、積極的なPRを行なっています。また、配送センター職員を対象にした「発電産地研修」も行なっています。
株式会社パルシステム電力関連の報告
■供給規模(数値は2018年度)
供給事業所数 | グループ104事業所 |
組合員世帯 | グループ20,765世帯(パルシステム東京7,854世帯) |
総電力供給量 | 88,459,807kWh(前年比178.1%) |
FIT電気(再エネ)率 | 78.8%(前年比99.5%) |
■取扱量実績 (単位:kWh、数値は2018年度)
種類別電源量 | 合計 |
バイオマス発電 | 70,902,000 |
小水力発電 | 8,276,000 |
太陽光発電 | 4,395,000 |
地熱発電 | 2,852,000 |
その他(東電など他社融通) | 18,968,000 |
総仕入れ電力量合計 | 105,395,000 |
脱原発に関する活動
二度と同じ過ちを繰り返さないという信念のもと、脱原発の取り組みを行なっています。
「さようなら原発1000万人署名」に継続的にとりくみ、2018年度には署名呼びかけ人の鎌田慧氏を呼んで贈呈式を開催しました。署名は「『さようなら原発』一千万署名市民の会」を通じて、内閣総理大臣及び衆参両議院議長へ提出されました。また、毎年度9月と3月には、「『さようなら原発』一千万署名市民の会」主催の「さようなら原発全国集会」に参画しています。会場にブースを出店し、「パルシステムでんき」のPRやヒバクシャ国際署名の呼びかけ等を行なっています。また、適宜意見書の提出と職員向け脱原発ニュース「NO NUKESタイムス」の発行を行なっています。
地球温暖化防止の取り組み
家庭の省エネ推進
地球温暖化防止のために、家庭からのCO₂排出量削減を目的として、「家庭の省エネ診断」「省エネ出前講座」を実施しています。
パルシステム東京が養成した「省エネアドバイザー」(組合員)が組合員のそれぞれの家庭にあった省エネポイントをアドバイスする仕組みです。組合員同士で省エネの知識を教わったり、教えあったりすることで、環境にやさしい暮らし方を広めていきます。
「家庭の省エネ診断」は通年お申し込みを受け付けています。
「省エネ出前講座」は、委員会活動や公共団体の集い等に対して講師派遣を行なっています。どちらも下記からお気軽にお問い合わせください。
問合せ先
Tel: 03-6233-7642
E-mail: kankyo-tokyo@pal.or.jp
Fax: 03-3232-2582