【ハートでコミュニケーション】話し好きのご近所さんの 長話、どうつきあう?

近所づきあいは大切にしたいけれど…
子育てや仕事に奮闘しているAさん。話し好きなご近所さんによく声をかけられますが、長話になることが多いそうです。
役立つ話を聞けたり、小学生の子どもを見守ってもらったり、大切にしたい関係ですが、時間がないときに自分から話を切り上げることがうまくできません。
長話をしたあと家に帰り、急いで夕食を作ったり、山積みの家事を前にしたりすると、もっと早く帰れたのに…と後悔することもしばしば。
「言い出しにくい」「相手に悪い」からと、本当の気持ちをおさえてもいい関係にはならないかもしれません。
時間がないときにそのことを伝える勇気をもつことも、この先つきあい続けるうえで大事なことではないでしょうか?
「時間がないこと」をていねいに伝えよう
話し好きなご近所さんはAさんに声をかけやすく、子育てを応援したい気持ちもあるのでしょう。そんなご近所さんとの会話中に「時間がない」ことを伝えるのは、初めはむずかしいかもしれません。
でも、声をかけられたときに勇気を出して「ごめんなさい。このあと〇〇の予定があって~」と続けてみては。「食事を作る時間」「子どもが待っている」など、できるだけ具体的な理由を添えると、伝わりやすいかもしれません。
また、話の途中なら「もっとおしゃべりしたいのですが」と残念な気持ちもあわせて伝えてみては。「楽しかったです」「続きは今度、聞きますね」と付け加えれば、印象がよくなるでしょう。
時間があるときは会話をゆっくり楽しんでメリハリをつけても。ありがたい存在であることを日ごろから伝えておくのもいいですね。相手のことも考えながら自分もムリせず、いい関係を続けていきたいですね。
みんなはどう思う?にゃんこたちに聞きました
〈監修〉一般社団法人くらしサポート・ウィズ
くらしの相談ダイヤル03-6205-6720
※相談は無料 月~金:10時~16時30分
歩きながらあいさつをして、立ち止まらないようにするときも
「トイレに行きたい」など、理由をいくつか考えておくかな
私はおしゃべり大好き。話し込むこともあるので、気をつけよう
防犯につながるし、ご近所さんとは話をするようにしているよ