お知らせ
【指定便ご利用中のみなさまへ】2/10(金)まで「パルシステム給付型奨学金」募金を期間限定で受け付けます。
2023.1.23
2021年度より、家庭環境や経済的理由で大学の進学や就業の継続が困難な若者を対象とした「パルシステム給付型奨学金制度」が始まりました。
目指している姿は、単なる奨学金給付にとどまらない奨学生に寄り添った「伴走支援」。社会的経験の少ない奨学生に対して、定期的な生活・進路相談などの精神的サポートを行うことで、将来的な自立に向けた支援をしています。
一人でも多くの支援を必要としている若者を支えるため、「パルシステムの指定便」をご利用している組合員のみなさまからも期間限定で募金を募ります。ご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
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お申し込み期間
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2023年1月24日(火)~2月10日(金)
※お申し込みいただいた募金は、2月の請求履歴をご確認ください。
2022年度は12名の奨学生を支援
2021年1月から2022年3月末までに寄せられた募金は、3,620万円(うちパルシステム東京は1,622万円)となりました。奨学生1人に対して4年間で264万円の費用がかかることを勘案し、今年度は12名の奨学生を選ばせていただきました。
2021年度 奨学生
Aさんからのメッセージ
現在、大学で社会福祉士の資格取得を目指しつつ、資格取得後に学んだことをどう活用していくか考えています。私は入学当初、子どもの福祉に関心があったのですが、大学での学びが深まるにつれて、障害や精神保健、高齢者福祉等に幅広く関心を持つようになりました。そのため、少年院や就労支援の現場、高齢者施設に行き、実際に支援の現場を肌で感じて、そこで感じた疑問や自分の関心について学びを深めています。奨学金の使用用途としては、一部施設見学の際に払う見学費用や学費、教科書を含む福祉関連書籍に使わせていただいています。また、生活費の一部としても使用しているので、生活に苦しむことなく、勉学に集中することができています。いつもありがとうございます。パルシステムさんの奨学金を今後の学びに繋げていきたいです。
2022年度 伴走支援団体
一般社団法人若草プロジェクトからのメッセージ
若草プロジェクトは困難を抱えた若年女性の支援をしています。
支援を行う中で、親から虐待を受けながらも、学費の不安から家を出る決心がつかない学生に沢山出会ってきました。当団体が支援している一人は、今年の春、家を出る決意を固めました。彼女は、現在、パルシステム給付型奨学金を受けながら、一人暮らしをして、大学に通っています。大学の授業や課題、複数のアルバイトと、毎日忙しそうに過ごしています。それでも、出会った当初には見られなかった晴れやかな笑顔を見せてくれています。たくさんの大人が給付型奨学金として応援して下さることは彼女たちの励みになっています。今後とも温かいご支援をよろしくお願いいたします。
「パルシステム給付型奨学金」の特徴
目指している姿は、単なる奨学金給付にとどまらない奨学生に寄り添った「伴走支援」。社会的経験の少ない奨学生に対して、定期的な生活・進路相談などの精神的サポートを行うことで、将来的な自立に向けた支援をします。
※ 募金で集まったお金は奨学生の奨学金として活用されるほか、一部は奨学生の伴走支援等の事務経費に活用します。2022年度の事務経費は1人につき18万円を予定しています。
※ 今回の募金は、2023年4月以降の奨学金等に使用されます。
若者たちの未来を支える パルシステム給付型奨学金|生協の宅配パルシステム
パルシステムでは2019年度からモデル事業として奨学金の給付活動を開始しました。
※一部定期便のみ申し込み可能な募金についての内容があります。あらかじめご了承ください。
[奨学金制度に関するお問い合わせ]
パルシステム生活協同組合連合会 地域活動支援室
TEL:03-6233-7235 MAIL:nonbil@pal.or.jp