お知らせ

昭島センターが電力由来CO2を100%削減 発電産地の非化石証書購入も加え 実現しました

2024.9.16

2030年までに全体で46%削減を目指します

パルシステム東京昭島センターは2023年度、電気由来のCO2排出量100%削減を達成しました。

太陽光パネルの自家発電や省エネ型冷蔵・空調設備などの導入に加え、パルシステムでんきの発電産地「那須野ヶ原土地改良区連合(栃木県)」における環境価値の一部を非化石証書として購入。カーボン・オフセットによるCO2排出量減算で実現しました。

パルシステム東京では2030年までにCO2排出量46%削減を目指します。

 

都内17センターのCO2排出量削減をけん引

昭島センターは、環境配慮センターとして先駆的に様々な省エネ型設備を導入し、電気使用におけるCO2排出量削減を目指しています。
センター屋上は、7割以上の面積に太陽光パネルを設置して自家消費し、一部緑化によるヒートアイランド抑制や断熱性向上による省エネ効果を生んでいます。

構内の冷凍・冷蔵設備には、省エネ型自然冷媒や温度管理システムを導入し、LED照明の全面導入など電気使用量削減に努めています。
さらにグループ初となるEVトラック本格導入(委託協力会社)で、都内17センターはじめグループ全体の環境負荷の軽減施策をけん引しています。

グループ初本格導入の昭島センターEVトラック

グループ初本格導入の昭島センターEVトラック

発電者との交流で電気も「産直」

センター内での省エネ化でもゼロ換算まで削減できなかった分は、那須野ヶ原土地改良区連合(栃木県那須塩原市)小水力発電所の環境価値を証書化した「非化石証書」購入による減算で実現しました。

再生可能エネルギーによる発電などを購入することで事業者のCO2排出量を埋め合わせる「カーボン・オフセット」の枠組みに基づきます。
同発電所は、再生可能エネルギーを中心とした電力を供給するパルシステムでんきの「発電産地」のひとつです。地域内に張りめぐらされている農業用水路の高低落差を利用して発電しています。

パルシステム東京の利用者や役職員の視察などを積極的に受け入れ、長年交流をしています。

宅配で届ける食品と同様に、電気の作り手の生産背景への理解も深め、利用者とともに再生可能エネルギーの推進を目指します。

2030年CO2排出量46%削減へ

パルシステムグループは「環境・エネルギー政策」に基づき、2030年CO2排出量の2013年度比46%削減をめざします。

パルシステム東京はグループ最大生協として、削減目標達成に向け環境負荷の軽減をけん引します。

各事業所への自家消費型太陽光発電設備導入や配送コース見直しによる効率化でのCO2排出量削減など、グループ各組織とともに事例を積み上げ、目標達成を目指します。

◣取り組み◥ パルシステム東京昭島センター環境配慮設備紹介

◣取り組み◥ パルシステム東京グループ初のEVトラック本格導入ー「日野デュトロZEV」出発式ー