お知らせ

【追記】農民連食品分析センター緊急募金活動 終了のご報告

2025.1.27

農民連食品分析センターは、生産者と市民の募金によって設立され、機器や設備のほぼ全てを市民からの募金や寄付により稼働を続けてきた分析施設です。

 パルシステム東京では、これまで遺伝子組み換え食品やゲノム編集食品などの「食の安全学習会」で、数回にわたり同センター所長の八田純人氏に講師としてご参加いただきました。
 ところが、2024年8月、同センターで使用していた残留農薬などの検査を行う重要機器(ガスクロマトグラフ質量分析計)が老朽化により稼働困難となりました。全国各地の様々な市民団体から要請された検体の残留農薬検査をするなど、市民の食の安全を守る上で、重要な役割を果たしていました。
 このまま稼働困難の場合、センターの存続危機につながりかねないため、同センターでは検査機器の更新を行うためのクラウドファンディングを開始しました。
 募金で活動する唯一無二の分析施設存続と機能強化のため、みなさまのご協力をお願いいたします。

 

 

【(3/18追記)緊急募金終了のご報告】

本ホームページや情報誌「食べ物ナビゲーター(2月号)」でご案内させていただきました、同センターによる募金活動が終了しましたことをご報告させていただきます。

 

支援活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。

 

【募金金額】

目標金額 10,000,000円
集めた金額 21,248,156円

※募金期間 2024年11月16日~2025年2月28日

 

募金金額が目標額に到達することができました。

 

 

本クラウドファンディングで集まった募金は残留農薬分析機器の購入、そのほか搬入、設置費用、旧装置の廃棄、稼働に必要な試薬・資材類、検査環境の保守や更新に充てられる予定です。

 

農民連食品分析センターは、これからも、募金で活動する唯一無二の科学分析施設として、役割を果たし続けていくとのことです。