活動レポート

「わたし」と「母」のものがたり~うちの母ってどうしてこうなの?~

母との関係にモヤモヤしているあなたへ

「それって本当に私のため?」「なんかズレてる!」「母親のことをこんな風に思っていいのかな・・」 娘として母親に対して抱える様々な思いを語り合う場を設けたいと考え、このワークを企画しました。重たくなりがちなテーマのため、リラックスして話せるように、パルシステムのスイーツを準備し、またワークに参加する勇気がなかなか出ない方も気軽に来られるよう、連続開催ではなく1日だけの開催としました。ワーク当日は、ここでの話は持ち出さないこと、話したくないことはパスしてもよいことなど、いくつかルールを確認して、安心して話せる場作りをしました。

「私だけじゃなかった」

まず参加者12名全員とファシリテーター3名で輪になり、1人ずつ母への「モヤモヤ」を話しました。母から暴力を受けていた、あるいは完璧な母からプレッシャーを感じていた、また母に発達障害が疑われる、など様々な「母と娘」の関係性がありながら、お互いに「自分だけじゃなかった」との思いを強く持てた時間でもありました。
さらに少人数のグループに分かれると、より話しやすい環境になったこともあり、それぞれ話したいことが溢れてくる様子でした。思いを語り、話を聞いてもらうことで、参加者の方々に少しホッとする表情が見られたことも印象的でした。
終了後、参加者の皆さんの少しスッキリしたような様子を嬉しく思うと同時に、今後の更なるワーク開催を望む声も聞き、来年度の企画にもつなげていきたいと考えています。

参加者の声

・母に対して悩み苦しんでいたのは私だけじゃなかったことにとても安心できた。
・ママ友等とは話題にしにくいテーマで、安心して話せ、他にも同じ思いをしている方との共感や新たな気付きがあり、有意義な会でした。
・話して気持ちが少し楽になることでエネルギーをいただけたような気がします。ぜひシリーズを続けてください。
・テーマが重かったのですが美味しいスイーツでリラックスできました。

ファシリテーター:ぶっち、ガッキー、あいこ(文責)