活動レポート
本の楽しさを知ったのはいつ? 大人の部活へようこそ!ブックdeト~ク♪
2019.2.27
普段はひとりで、時にはみんなで~
2019年1月29日㈫ 、池袋にあるIKE Biz (旧勤労福祉会館)にて、「大人の部活へようこそ ブックdeトーク」を開催しました。今回は、まだ読んでいない本でもOK、書評や広告の切り抜きでもOKと銘打った開催でした。
アイスブレイクは「本の楽しさを知ったのはいつ?」
皆さんの答えは様々!ご自身のお母さんに絵本を読んでもらった幼児期からずっと本を楽しんでいる方、幼児期からは、本との絆が遠のいたけれど、思春期に本に答えを求めて本が楽しくなった方、20代になって、自分に関心が向いて、読む態勢ができてから、本を楽しむようになった方がいました。お子さんが本嫌いでと心配している方もいらっしゃるかとは思いますが、10代後半や20代になって、本を好きになる人もいると知ったら、大器晩成型なのかと見守れるのでないかと思いました。
「自分の考えを相手(家族やパートナー)に押し付けない、深くこだわらないようにしている」「人 生いろいろなことがあったが、ツラいとか大変だとか考えない」「前向きな気持ちで生活する」と いった心や気持ちの持ち方から、「気分転換に散歩」「ヨガでリフレッシュ」「夫とウォーキング」など身体を動かすことも。
また、「韓流にドはまり中。ときめいて、癒されて、疲れをためこまなくなった」「朝4時頃起きて、自分だけのための時間を増やす」など、趣味や好きなことをする時間の工夫をする方もいました。
グループワーク
2つのグループに分かれて、持参した本や書評の切り抜きを紹介しあいました。ブックdeトークをする度にいつも思うのですが、グループはその時の偶然の席順や1,2の点呼で分けるのにも関わらず、グループごとにテーマが似通います。
今回は、一つのグループは「日々の心を穏やかに過ごすには」といったテーマが流れていて、ストレス解消法、精神科医の書いた対人関係を気楽に生きるための指南書、茶道をテーマにした日々の暮らしを丁寧に生きるにはを描いた小説、百人一首を一首ごとに丁寧に解説した本が紹介されました。
もう一つのグループは、「女性」がテーマに感じました。少女パレアナという少女の生い立ちの本、フェミニズムの本、韓国での女性の地位に関して書いたベストセラーに対する作家へのインタビュー記事、猫をテーマにした古本屋のオーナーを女性が取材する本、古代の話を女性の語り部が語る本が紹介されました。
「日常の中では、真面目な話はできないが、知らない人同士だからこそ、こうした真面目な話ができるのが嬉しい」という感想がありました。本を知るということだけでなく、本を通して、その本に共鳴する気持ちを聞くことで、自分の気持ちが揺り動かされる経験は日常ではなかなかありません。日常の中で、真面目な話を語り合う時間がないことに寂しさを感じたら、ぜひぜひ、ブックdeトークに遊びに来てください。
次回は、3月5日(火)パルシステム新宿本部多目的ルームにて、30 分遅めの開始で、10:30-12:30 に開催します!