活動レポート
大人の部活へようこそ!遊びごころde音読~音読で迎える新春です!
2023.2.23
子育て個育てワークショップ
パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として、1月13日(金)に
武蔵野公会堂で「遊びごころde音読」を開催し、8名が参加しました。
今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。
*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。
幸福な空のもと
空模様が怪しくなり、交通機関の不具合も重なるという最近の開催日、今日はどうなるのかな…そんな杞憂から一転、微笑むような空が広がる開催日を迎えました。
2名のキャンセルが出ましたが、8名の参加者が早めに揃い、嬉しく5分前にスタートしました。
新型コロナに見舞われて以来、短縮版での開催でしたのでちょっぴりとはいえ、時間をプレゼントされた思いでした。
子育て個育てワークショップの目的、そして音読ワークショップの説明から始めました。
朗読だと基本、発表を前提とするパフォーマンス的要素がありますが、音読は細かいアクセントやイントネーションに拘るのではなく、自分の好きなように愉しんで読むことと、声を出す気持ち良さを大切にしている場だということをお伝えました。
そして感染防止への配慮の中、親しみを持てる距離感を保ちながらアイスブレイクとしての自己紹介や、簡単なウォーミングアップで心・身体の緊張を緩め、短い「声出し」をしてから、2つのグループに別れました。
声の力にときめきと温もり
グループのテーブル席で、ここは学校ではないので、自分の好きなように読んで良いこと、一人ひとりの音読を耳と気持ちを澄ませて聴くこと、などお伝えしてから音読素材の下読みから始めました。
素材は皆さんがそれぞれの個性に合わせて選べるような文章を用意。
時間短縮の中で毎回、短く魅力的な素材を選ぶ難しさに悩まされています。
ファシリテーターとして大いにアンテナを広げて行きたいと思っています。
休憩時間にフリートークで交流し、そしてサークル席に戻って、いよいよ一人ずつの音読となりました。
用意した素材を短い準備時間だけで音読すること、大丈夫なのかなとちょっとドキドキ。
でも皆さんの音読する声を聴きながら気持ちが温もってきます。
でも進行役としては一人ひとりの音読時間を計算しないと、時間が足りなくなる心配があり一巡してから
ちょっと迷いました。
そしてファシリテーターコンビで2巡することを決め2編目を音読して頂きました。
このワークショップの醍醐味は、ひとりひとりの声で音読を楽しむことだと改めて感じながら、皆さんの声に耳を傾けることができました。
もっと続けたい
最後に今日の感想をお聞きしました。
音読って愉しい・自分の声、人の声にドキドキ・健康にも良いという発見があったなど…言葉だけでなく、皆さんの表情から伝わって来るものがあり、ほっ。その中でもっと続けたい、地域での場はないのかと言った声も出ました。
今回の参加の方々が比較的近い地域だったということもあり、終了後も質問やおしゃべりがしばし続き、名残惜しく皆さんをお見送りしました。この声を何とか次に繋げたいという思いです。
次回は4月13日(木曜)10:00~11:30 としま産業振興プラザIKE・Biz第3会議室
⚘池袋駅(JR/東京メトロ/東武東上線/西武池袋線)
♪3月13日~4月3日まで申込受付中(↓)
https://www.palsystem-tokyo.coop/event/106901/
《ファシリテーター:しばちゃん・かよこ(文責)》
参加者の声(抜粋)
★いろんな世代の方が集まって、目的を持って楽しむことが久しぶりだったのでとても有意義な時間でした。
★本日参加の皆さん、とても良い雰囲気でおちついて楽しい時間をすごさせて頂きました。
“人の声”“話のもつ力”しみじみ実感する時間です。
★声の出し方やら、つばの出し方など大変参考になりました。健康にも良いなんて音読!!ステキ~と再発見しました。
素材集目次
1.文鳥 | 夏目漱石〔小説〕 |
2.日本を変える女たち 女性政治家インタビュー集 | 取材・構成 土田修+水越真紀〔インタビュー〕 |
3.キラリ キラキラ/キュン | やなせたかし〔詩〕 |
4.きつねにょうぼう | 長谷川摂子〔(方言での)絵本〕 |
5.ゆめ | 新井素子〔小説〕 |
6.さらけ出せYO!ラップは歌う | 田中瞳子〔新聞記事〕 |