活動レポート
新潟上越市から麹がとどきました!|ぱる★キッズ、陽だまりで「塩麹」や「味噌」を手作り体験!
2023.4.17
上越市吉川区とパルシステム東京は、お米を中心に20年に渡る産直取引があり、
毎年、田植えや稲刈りなどお米づくりの体験や、その年の新酒を味わう試飲会など様々な産地交流体験が開催されています。
吉川区以外にも上越市とは産地訪問や商品学習だけでなく、「たべもの」を通じた交流も行っています。
2023年3月、認証保育所「ぱる★キッズ」と、福祉事業所「デイサービス足立陽だまり」施設に
上越市からおいしいおたよりが届きました。
上越市から届いたおたよりの中身は「麹」。
2023年3月14日、ぱる★キッズ足立と足立陽だまりでは「麹」と「塩」を使って
「塩麹」を手作り体験しました。
当日は、ぱる★キッズ足立の幼児組の子どもたちが代表して塩麴作りに挑戦!
「麹って何??」「保育園の稲を送ったのが変身したの!?」など
いろんな発見と新たな出会いから始まった「塩麹」づくり。
感染症対策に配慮し、今回は実際に混ぜるところは先生が行い、
子どもたちには、材料の塩・麹・水を小分けにしたタッパーに分けたものを毎日振ってもらって、
できあがりまでの変化を見守ってもらっています。
毎日「おいしくな~れ!」の想いを込めててづくりした「塩麹」。
この日は、玄関先に今回使った「麹」を原料としている「竹直味噌」と、それにまつわる資料を置き、
お迎え時塩麹作りの体験の様子と、麹や竹直味噌のこだわりをお伝えしながら、
保護者に味見用の味噌(竹直味噌少量パック)をお渡ししました。
同日の午後には、ぱる★キッズ足立2階に併設している「デイサービス足立陽だまり」でも
ご利用者さんに同様の体験をしていただきました。
お味噌汁の「味噌」産地と同じ、新潟県上越市から届いたことを話すと
「昼食に食べているお味噌、とっても美味しいのよね。」と大絶賛の声。
今回の体験では、楽しんで「塩麴作り」をしていただき、
年齢・世代を超え、みんなを笑顔にしてくれた企画になりました。
3月14日に仕込んだ塩麹はその後毎日フリフリ&まぜまぜ・・・
仕込みから約2週間後の3月28日に “鮭の塩麹漬け”として
給食提供したところ、日頃からお魚料理が大好きな子どもたちから大好評!!
塩麹が鮭の身を柔らかくしてくれたようで、「美味しい」と大きな口でたくさん食べてくれました。
デイサービスのご利用者さんも、ご自分で作った塩麹が調理されたことを喜びながら、
感慨深そうに召し上がっていました。
フロア内は麹の甘い香りに包まれ、
「みそ・みそみそ・てまえみそ♪」の音楽とともにスタートした味噌作り体験。
今回はパルシステムの商品「産直大豆ドライパック(缶)」を使って,
より手軽な体験として実施しました。
柔らかく煮えた大豆は、0歳児さんでもビニール袋の上からつぶすことができ、
大豆をつぶす感触をたくさん楽しみました!
その後、塩と麹を入れて、「おいしくな~れ!」の声と共に、
もう1度袋の上からまぜまぜ&もみもみ。
袋を開ける度に漂う甘い香りに、ニッコリ笑顔の子どもたち★
仕込んだ味噌は各自お持ち帰りし、1か月後くらいが食べごろとなります。
同じ材料で仕込んだ味噌でも、保管場所が違うと味わいも異なる「手前味噌」。
できあがりが楽しみです!!
ぱる★キッズ足立では、子どもたちと作った塩麹を使って、鶏肉の塩麹焼きを食べました。
麹と塩、おみうを混ぜて発酵させた調味料ですが、塩味だけでなく、発酵によって生まれた旨味や甘味などがあり、
鶏肉も更に柔らかくなって、おいしくなりました!
これからも産直産地とのつながりを大切にしながら、手間と時間をかけることで、
食材がおいしく変化する体験をたくさん取り入れながら、
子どもたちの食への興味を育んでいきたいとおもいます。
ぱる★キッズ探検隊~こんせんくんと冒険にでかけよう!~vol.1