大人の部活へようこそ！遊びごころde音読～思いおもいに読んで楽しむ@大人の音読タイム～

季節は梅雨明け前でしたがキツイ暑さに見舞われる日々、外出を躊躇われる方もいらっしゃるの
ではという懸念の中、電車の遅延も…しかし幕を開けてみれば当日のキャンセル無しで11名の参加者が揃いました！心地よいスタートです。
最初に子育て個育てワークショップの目的、そして音読WSの説明。
基本的には朗読は発表を前提にしていますので、正確なアクセントやイントネーションに拘る必要がありますが、ここでは自分の好きなように愉しんで読むことと、声を出す気持ち良さを大切にしている場だということをお伝えました。
　そして今回は音読の素材を戯曲、セリフを読むことで登場人物になり切ってみるという、ちょっぴり演じる気分に挑戦することにしました。
そこを意識し、アイスブレイクや簡単なウォーミングアップも体で感情を表現してみたり、グーチョキパーを繰り返しながら動いてみたり、ちょっとゲーム的に愉しんでみました。
大人になると（？）ご無沙汰のグーチョキパー。でも手指に中々いい刺激、脳へもいい刺激になります。こころ・体の緊張を緩め、短い「声出し」をしてから、２つのグループに別れました。

　グループでテーブル席に移り、「一人ひとりの音読を耳と気持ちを澄ませて聴くこと」などをお伝えしてから、用意した５編の素材を、不明な点がないか確かめながら一緒に声を出して読みました。
読んだ中で自分に合うものを選ぶつもりで、それぞれで練習。
お好きな席でどうぞ、としましたが移動する方は少なかったです、遠慮されたのかな。
　素材は短くという条件の中、魅力的な場面を切り取ることが難しく、なり切れるセリフ？…まだまだ課題です。
素材の１編に「劇のヒロインにでもなったみたいな…気分」というセリフのある作品、共鳴して選んだのですが、皆さんにも通じたように感じました。
　休憩時間にフリートークで交流し、そしてサークル席に戻って、いよいよ一人ずつの音読。
皆さんの緊張…こちらもですが、始まってみると場が温まって行きます。
進行役としては一人ひとりの音読時間が終了までに収まるか、ちょっとヒヤヒヤしながら一巡した後、皆での輪読を決めました。
ファシリテーターも参加して二廻りの輪読、気持ち良くピタリとおさまり拍手。

締めの時間となり、皆さんにセリフに取組んでみての感想をお聞きしました。
読む前は不安もあったのに、やってみると楽しかったなどと、音読の持つ魅力が伝わって来る感想をお聞きすることでき、ホッとしながら感謝。
実は新しいことに挑戦するには、いつもよりもっと細やかな打合せが必要だった…などと、ちょっと恥ずかしい思いがしていたのです。
また輪読は久しぶりだったのですが、皆で繋げて読んでいくことのドキドキが楽しく、もっとやりたかったという声、私たちも楽しかった！「時間」もっともっと欲しかったです。
　「またお会いしましょう」とお見送りしながら、皆さんの笑顔に労われ、次への意欲が掻き立てられました。

　次回は10月27日（金曜）10:00～11:45　　武蔵野公会堂　第３会議室　

　⚘吉祥寺駅（JR/中央線　京王/井の頭線）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《ファシリテーター　：しばちゃん・かよこ（文責）》

★セリフを読むことが初めてで緊張しましたが、同じ素材でも読む方によって雰囲気が違って感じたり、とてもおもしろかったです。皆さんの声にいやされました。人の声っていいなぁと思いました。
★初めて参加させていただきましたが「大人の部活」という名前にふさわしいワクワクドキドキした集まりで、思いきって参加してよかったと思いました。大人になるとなかなかいろいろ活動に参加する機会がないので、これを機にまた参加したいと思います。音読、楽しかったです。
★気持ちもあたたまりました。輪読が楽しかった。ちょっとスリリング。楽しむ目的の音読、次回も楽しみにしています。