活動レポート
おうちde作り手と会おう! 『茶舗・山英の緑茶』 ~日本茶インストラクターと巡るお茶の世界~
2023.12.27
11月4日(土)、パルシステム東京の独自商品でも大人気の「深蒸し掛川茶」を製造している、株式会社山英の製造工場に伺い、オンラインで作り手と組合員を繋ぐ「おうちde作り手と会おう!『茶舗・山英の緑茶』~日本茶インストラクターと巡るお茶の世界~」を開催しました。(参加者:28組)
株式会社山英とは
1927年に肥料の販売業として創業し、その後お茶の製造業へ転身。静岡県掛川市で「自然の力をおいしいお茶に」をテーマにお茶づくりをしている、産地(栽培農家)直結のメーカーです。
地域伝統のお茶栽培を応援しながら、地元の生産者と協力し、自然の力を活かせるようなお茶づくりを進めています。
お茶畑から中継!お茶の栽培について学ぼう!
お茶畑から中継を繋ぎ、掛川市のお茶栽培について、山英の山崎仁睦常務からご説明いただきました。
あまり近くで見る機会がない茶畑。土壌から多くの栄養素を吸収するためには、土づくりが大切です。
世界農業遺産に登録されている伝統の「静岡の茶草場農法」は、茶畑の畝間にススキやササなどを敷き堆肥とすることで、土壌がやわらかくなり、味や香りの良いお茶が育ちます。
また、茶草場の草刈りを行うことで、多様な生物が生息する環境を整えることができます。
お茶を栽培しながら環境も保全していく・・・。地元生産者さんのお茶づくりの取り組みを学ぶことができました!
山英のお茶作りを動画で視聴!
緑茶ができるまで~茶舗山英の工場見学~
お茶の栽培から製造までの工程を、動画を見ながらご説明いただきました。
製茶工場の中を見学!
工場長の河原﨑さんの案内で、製茶工場の中を見学!
製茶工場では、茶葉の形状を均一化することで、飲み始めから終わりまで、味わいが変わらないよう調整しています。
製茶後、パック詰めされたお茶は『自動ラック倉庫』で保管。
保管倉庫をオートメーション化することで、在庫管理が容易になる他、どの茶園で作られ、どのように製造・管理されてきたお茶なのか、すぐに分かるようになっています。
製品化する際には、倉庫から茶葉を取り出しテイスティングし、ニーズに合わせてブレンドすることで、季節に合った商品に仕上げていきます。
日本茶インストラクターによるおいしいお茶の淹れ方講座
日本茶インストラクターの資格を持つ山崎元郷社長に、おいしいお茶の淹れ方を教えていただきました。参加組合員の皆さんには、事前にお茶のサンプルをお届けし、一緒に淹れていただきました。
プロの方法で淹れてみると・・・濃く美しい緑色のお茶に!まろやかで甘みを感じる味わいにほっこり。参加者からも「香りが普段と全然違う!」「朝飲んだお茶よりおいしい!」などの声が上がりました。
お茶の世界を巡った後は、より味わい深く感じていただけたのではないでしょうか。
ご参加いただき、ありがとうございました!
最後は皆さんで手を振ってお別れです。
参加者からは「普段見ることのない茶畑の様子、製造工程、工場の様子などを知ることができ、とてもよかったです。」「盛り沢山の内容で、産地や工場を見ることができて、家にいながら特別な体験ができました。」などのご感想をいただきました。
おうちにいながらお茶の世界を巡る、素敵な交流の場になりました。
▼山英の商品紹介
(右)山英の深蒸し掛川茶
掛川市産の上質な茶葉だけを使用。普通煎茶より蒸し時間が長い深蒸しならではのコクとうまみが堪能できます!
(中央)山英の和紅茶
静岡県掛川市産の有機茶葉のみを使用。苦渋味が少なく上品で華やかな香りと色合いで、その魅力はストレートティーでいただくとより引き立ちます。
(左)山英のきよらか緑茶塩飴
掛川市原泉地区で育った有機掛川茶の粉末と塩を練りこみました。まろやかな緑茶の風味と塩味がアクセントのやさしい甘さです。
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