活動レポート
3回連続講座第2回「A4用紙1枚に綴る“自分史” ~これまでとこれから~」
2024.3.4
子育て個育てワークショップ
パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
2月16日(金)に、笑恵館(世田谷区)で、「A4用紙1枚に綴る“自分史”」を開催し、3名参加しました。
今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。
*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。
3回の連続講座で、2回目を開催しました。
インフルエンザ罹患により2名が欠席という連絡を受け、当日の参加人数は少なくなりましたが、一方で体調を回復させて今日来られて本当に良かったという参加者の声もあり、2回目を無事に開催できたことに安堵しました。
2回目の自分史づくりの手順を欠席者にもお伝えして自宅で進めてもらい、次回の3回目は全員で足並みをそろえてゴールしたいと思っています。
ライフチャートを描く
1回目は、30個の質問を自分にインタビューしながら「今のわたし」を見つめる時間を味わいました。
今回は、生まれたときから「今」に至るまでを振り返り、年齢を横軸に【自分の気持ちの上り下がり】を縦軸にして、グラフの線を描く「ライフチャート」の作成に取り組みました。
限られた時間で何十年間を思い出しながら書き上げるので、なかなか難航。
おおよその自分の気持ちを思い出しながらまずはグラフ線を描き、線の「ヤマ」「タニ」になっているところに、どんな出来事があったのかを書き込む手順で進めました。
「今のわたし」につながる時間を、一連の流れで思い出すことって普段はなかなかやらないことです。
でも、描いてみると「全部つながって、今ここにいる」。
そのことが一目瞭然に目に見える、感じられる、そんなライフチャートです。
チャートの最後の線は、これからの予想部分。
【右肩上がり】で終えるをお約束にして描き上げました。
各年代で「得たもの」
続いて、10才きざみの各年代で「自分が得たと思うもの」「培ってきたと思うこと」を、思いつくことがあれば書き出します。
休憩時間をはさむ声がけがはばかられるほど、皆さん真剣に取り組んでいました。
自分のこれまでを語ってみる
ライフチャートと、「得たもの」の書き出しを終えたら、一人ずつが「自分のこれまでを5分で自由に語る」時間。
どんな風に話すかは自由に、一人5分間。短い時間に「大事で貴重な体験」がぎっしり詰まっていて、もっともっと聴きたくなりました。
聴かせてもらった後は、聴き手側が「話し手が大切にしていること、大切にしてきた価値観」について話し合い、キーワードにしてフィードバックしました。
自分が見ている景色と、他の人から見えた景色の双方を味わって、今ここのわたしの視点で自分の歴史・体験をとらえ直すヒントになったのではと思います。
次回は最後の仕上げをして完成!
次回の最終回では「これから」の未来に視線を向けたワークを準備しています。
自分史を振り返って選んだ【思い出のエピソード】を紹介したり、これからの「わたし」について話したりしながら、自分史の完成を全員で楽しむ予定です。
自分の中にある宝物が一つでも多く見つけられる、そんな時間を一緒に過ごしたいと思っています。