活動レポート
3回連続講座第3回「A4用紙1枚に綴る“自分史” ~これまでとこれから~」
2024.3.18
子育て個育てワークショップ
パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
3月1日(金)に、「A4用紙1枚に綴る‟自分史”第3回」)を開催し、
4名参加しました。
今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。
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3回の連続講座の最終回を無事に迎えることができました。
自分の歴史を振返る時間も、作成時間そのものにもたっぷり時間がかかりそうな【自分史】を<2時間×3回で書いてみよう!>というチャレンジングな企画でしたが、最後の回まで参加者のチャレンジ精神は健在で、意気込みを感じながらスタートしました。
最後の仕上げは…
仕上げに行ったワークは2つ。
1つめは、これまでの自分の体験を振り返り、他の人からのフィードバックも参考に「自分が大切にしてきたこと/大切にしていること」のキーワードを書き出す。
2つめは、これまでをふまえて「これからの<わたし>」をキャッチコピーのような短い言葉で表現するというものでした。
いつでも思い出せる言葉にして自分史の中に書き込み、自分の<よりどころ>になるような<お守り>のようなものになるといいなと思っていました。
誰かに見せるものでなく、今の自分がしっくりくる言葉が見つかるか少し心配もありましたが、短い時間で言語化することができました。
最終回に至るまでの時間の中で、プロセスをしっかり味わってもらえていたからではないかと感じました。
自分史を書いてみて…それぞれの想い
「A4用紙1枚に綴る自分史作成」の全てのプロセスが終了しました。
1枚にまとまった人、1枚に集約するところまではいかなかった人もありましたが、全員が自分の「これまで」と「これから」を見つめる時間を持つことができました。
最後は10分ずつ、出来上がった自分史について自由に話をしました。
これまでは人に話したことがなかったこと、忘れていたけれど思い出した大切なこと、これからはこんな風にしたいという今の想い…。
他の人の語る物語の中にも、なぜか自分自身を見つけられる、重なることがあることに驚き、全ての物語がエールの交換のように交わされました。
グランドルールで「話は外に持ち出さない」ことを約束にしているので、それぞれの胸に大切にしまいますが、きっと忘れられない時間になったのではと感じています。
新しい扉
ワークショップ終了後には、事務局より案内のあったグループ登録についての質問があり、今回の参加者でグループ登録を行うことになりました。
活動内容としては、自分史の仕上げを引き続き行ったり、それぞれが得意分野を持ち寄って学び合うことなどを想定しています。
今回の開催場所となった笑恵館が集まりのベースになって、人と場所(地域)を結びつける拠点になるかもしれません。
新しい扉につながったことをとても嬉しく思っています。
ファシリテーターとして、グループ活動も応援したいと思っています。
受講者の声から(一部抜粋)
・自分と深く向き合うことができました。これまでの自分を認めて受け入れることで、これから先の人生をもっと良くしていきたいと思いました。とても貴重な時間を過ごすことができました。
・他の人の話を聴くことにより、共感したり、これからの参考になったり、良い企画でした。
・自分史、これまでとこれから。他人の人生を知ることによって、自分自身に置きかえて考えることができました。楽しい時間でした。
・今の年齢でこのワークショップに参加できたことがとても良かったと思っています。振り返ることで改めて気づいたり、思い出したりできて、これからの自分の人生に役立つのではないかと思いました。皆さんのお話もたくさん聞くことができて、とても良い時間でした。
ファシリテーター:まなみ まゆみん