活動レポート

大人の部活へようこそ! ブックdeト~ク♪

子育て個育てワークショップ

子育て個育てワークショップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
2023年12月月13日(水)に、「大人の部活へようこそ!ブックdeト~ク♪ 」を東京都生協連会館で開催し、5名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。

今回は、前回好評だった「絵本」のブックdeト~ク♪。
子どもの時に読んでいた想い出の絵本、子育て中に子どもたちに読み聞かせた絵本、大人になって自分のために求めた絵本など、さまざまなバックグラウンドを持つ絵本たちが集りました。
まずは、ワークショップ参加はじめましての方も、そうでない方も、緊張をほぐすアイスブレイクから。
呼ばれたい名前などの自己紹介に続き、12月といえば思いうかべる事柄を順に話し、最後に「赤鼻のトナカイ」の歌を2小節ずつ歌いつなぎ、リラックスできたところで、ブックdeト~ク♪開催です。

絵本の森”めぐりから

最初に、今日紹介したい絵本を森にみたてて並べた”絵本の森”をながめみるところからスタート。
どんな絵本があるのかな、知っている絵本もあるかな・・
など、ワクワクしながらまたは手に取ったりしながら、全員が一通り見終わった後、2つのグループに分かれ、テーブル席につました。

 

 

気になった絵本はありますか、の声かけで始めました

自分が子どもだった頃に何度も繰り返し大切に読んできた絵本を持ってきてくださった方は、その当時どんな気持ちで読んでいたかを丁寧に話してくださいました。
子どものために買った絵本が辛い時の自分を励ます大事な存在になった、最近自分のために買った絵本が忘れかけた自分自身を思い起こさせてくれた、今日の場で子どもの頃に読んだなつかしい絵本にまた出会えたなどの話も。
よく暗誦している詩人の詩をもとに書かれた創作絵本は、絵もとても印象的でした。
話を聞きながら「自分もこの絵本を買いたい」との声もありました。
おなじみのキャラクターが主人公の映画の絵本や、リアルに読み聞かせをしている絵本、今は成人している子どもに繰り返し読んでいた親子の想い出の絵本などなど、絵本との出会いから自分についてもたくさんたくさん語ってくださいました。
季節柄、クリスマスにちなんで、サンタクロースを信じていたかという話も出て、楽しい時間を過ごしました。
 

 

参加者の声(抜粋)

・非常に楽しかったです。有難うございます!
・テーマが「絵本」、大人向けの本よりもハードルが低くて「参加してみたい!」とすぐに思いました。参加者みなさんのお話を聞いていいテーマだなと思いました。また参加してみたいです。
・絵本も、年齢や時代で、いろんな役割があり、消えていく本もあり、おもしろいと思いました。子どものものと思い込んでいたところもありました。
・ファシリのみなさんが、明るく、おだやかで、安心して参加することができました。

 

 

 

 

登場した本

クリスマス・イブのおはなし1・2・3 長尾 玲子(作)/福音館書店
あっちゃんとゆびにんぎょう、100こめのクリスマス・ケーキ、サンタさんのいちにち
いつもいっしょに
こんの ひとみ(作)、いもと ようこ(絵)/金の星社
映画 すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ こんの ひとみ(作)、いもと ようこ(絵)/金の星社
おしゃべりさん (おはなし30ねえ、よんで!) さいとう しのぶ(作)/リーブル
蟹塚縁起 梨木 香歩(作)、木内 達朗(絵)/理論社
かぼちゃスープ ヘレン クーパー(作)、Helen Cooper(原名)、せな あいこ(訳)/アスラン書房
クリスマスの三つのおくりもの 全3冊 林 明子(作)/福音館書店
星座を見つけよう (福音館の科学シリーズ) H・A・レイ(文絵)、草下 英明(訳)/福音館書店
「たからもの」って何ですか 伊勢 華子(編・著)/パロル舎
チビねずくんのクリスマス ダイアナ ヘンドリー(作)、ジェーン チャップマン(絵)/ポプラ社
にげてさがして ヨシタケシンスケ(作)/赤ちゃんとママ社
ふうちゃんのおたんじょうび 松谷 みよ子(作)、にしまき かやこ(絵)/新日本出版社
愛蔵版おはなしのろうそく9ホットケーキ 大社玲子(作)/東京子ども図書館編
迷子の魂 オルガ トカルチュク(文)、ヨアンナ コンセホ(絵)/岩波書店
宮沢賢治「旭川。」より あべ 弘士(文・画)/BL出版
ヨセフのだいじなコート シムズ タバック(作)、木坂 涼(訳)/フレーベル館
よるくま 酒井 駒子(作・絵)/偕成社 
   
   

ファシリテーター : かよこ、りょう、おかりん(文責)