活動レポート

アオバジャパンインターナショナルスクールの生徒と環境活動についてお話ししました。

2024.5.30

2024年4月30日、アオバジャパンインターナショナルスクールの生徒4名とパルシステムの職員が森林伐採や生物多様性についてのディスカッションを行いました。

環境問題を勉強していた時「テレビCMがきっかけで…」

森林伐採について関心が高いアオバジャパンインターナショナルスクールの生徒たち。何気なく見ていたテレビCMで、パルシステムが植樹活動にも取り組んでいると知り、「パルシステムの環境活動のお話を聞かせてください!」と連絡をくださいました。

野付漁業の方々が始めた植樹活動にパルシステムも協賛した動画を視聴した一同

パルシステム職員「いま映像に出てきた北海道のあの山は、なぜ木を切って荒れた山になってしまったと思う?」

「ヒントは君たちが普段よく口にするものだよ」

「なんだろう…」

「なんだろう…食材…?」

「わからない…」

「もう一つヒントはね、牛」

「牛…牛乳だ!」

「正解!」

「あの山はみんなが飲む牛乳を生産するため、木を切って牛を飼育していました。しかし事情により酪農家の人に手放されて、あのように荒れてしまいました。」

 

植樹活動をはじめたのは海で生活をしている漁業の方々

山だけではなく、山の栄養は小川を伝って海へ流れていく。そして貝や魚といった海の生物の栄養になります。

海を豊かにするため、野付漁業の方々が山に木を植えたのがはじまりで、パルシステムは2000年からその活動に協力してきました。もう20年以上に続く活動になるので最初に木を植えた土地はいまで”森”に戻りました。

 

強い関心を持って話を聞いてくださった生徒のみなさん。

「質問を10個用意してきました!」という意欲的でうれしい声も。環境問題に対する生徒たちの真剣な姿勢にパルシステムの職員も環境活動についての取り組みを熱く語りました。


【追記】

後日、生徒のみなさんが今回の体験をまとめた発表会があり、パルシステム職員も行ってきました。

 

生徒たちは10週間かけて自分たちが決めたテーマを勉強。

パルシステムへの訪問もその一環で、アポイントから当日の交流もすべて生徒たちが行いました。

その集大成である創意工夫された作品の解説を生徒たちからていねいに受けました。

目を引く作品の数々に感動する職員。

アオバジャパンインターナショナルの生徒のみなさん、ありがとうございました!