活動レポート

伝えたいことを短歌にしてトークをしよう

子育て個育てワークショップ

子育て個育てワークショップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
2024年4月30日(火)に、「伝えたいことを短歌にしてトークをしよう」を開催し、
9名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。

初めての短歌を通してのワークショップが開催されるのか不安でしたが12名の申し込みがありました。開催当日雨模様の朝、9名の参加となりました。
和室の会場で椅子がなく、足の悪い方が半数いらっしゃり、床の間に座椅子を置き、座布団を重ねて並んで座っていただきました。
休憩時には和菓子をいただき、和やかなワークショップとなりました。

身のまわり50センチ範囲のエピソードを浮かべて短歌を作りましょう

(2つのグループに分かれて)
 初めて短歌を作る方が大半で、前半の20分で出来るのか不安でしたが、質問する人もどう作ればよいのか困る人もなく、それぞれが考える静かな時間が過ぎました。
その場で出来ないと困るからとご用意なさった方もいましたが、「会場に来る道中の些細な事でいいんです。」とお伝えすると思い浮かべて作り出しました。
後半の20分で歌を詠みあげていただき、エピソードを話してもらいました。
短歌だけ聞くと何が言いたいのかわからなくても、本人がエピソードを話すことで歌の情景が想像出来たり理解が深まったりと、それぞれが味わう体験が出来たと思います。

全員に歌を詠んでいただき今日の感想を話していただきました

(円形に戻って)
 参加者全員の歌とそのエピソードを聞きました。
自分の声を自分自身が聞き、人に語ることで気づきや腑に落ちることがあったのではないでしょうか。
それぞれが違う視点で自分自身の日常や情景をお話ししました。
同じ内容の短歌はありませんでしたが、話すこと聞くことで自分自身と向き合い、他人の心情に触れる時間を共有出来たと感じました。

振り返りシートからの抜粋

・初めての短歌、とっても楽しかったです。自分の中の風景や気持ちを切り取れるのは快感ですね。
皆さんから感想を聞けるのは嬉しくてクセになりそうです。
短歌をきっかけにいろんな人のくらしや想いを聞けるのも楽しかったです。
・皆さんの感性豊かな短歌に刺激を受けて、日記のようにしたためられたらいいなと思いました。
ネット時代にこんな交流は大切なことですね。

 

 次回は秋に開催します。短歌を通して気持ちを語ってみませんか?上手い下手は関係ありません。
 話すこと聞くことで自分自身と向き合い、気づきや考えが深まるかもしれません。
お待ちしております。

 

報告 くるみ

担当ファシリテーター  ワッカ くるみ