活動レポート

テーマdecafe~あらためて、平和を考えてみる~

子育て個育てワークショップ

子育て個育てワークショップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として

2024年4月22日(月)に、「テーマdecafé」を開催し、3名参加しました。

 

 

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。

今年度最初の≪テーマde café≫は、「あらためて、平和を考えてみる」のテーマで、葛飾区のコミュニティカフェ みんかふぇで開催しました。みんかふぇは、地域の方々と一緒に、カフェや子ども食堂・フードパントリー、イベント開催などを通じて、人と人とが気軽に集える場所を目指して運営しています。 そんな、ホッとできる場でのテーマde caféは、紛争続きの世界情勢をうけて、平和について考えました。

まず、パルシステム東京の「平和の取り組み」を簡単に紹介

平和を学び、考えるきっかけの場として、学習会などの取り組みを広げているほか、平和な世界を目指し、国内外で活動するNGOや他団体と協力し、連帯活動にとりくんでいます。

平和の理念を具体化するために、各委員会での平和に関する活動支援として、「ピースカフェ」「ピースボランティア」「憲法カフェ」「身近な戦跡フィールドワーク」など、楽しみながら平和を考える企画を推進しています。

また、各団体への「平和カンパ」も継続的に行っています。

 

  ※パルシステム東京の取り組み:https://www.palsystem-tokyo.coop/activity/peace/

平和のイメージは?

何気ない日常が平和、命が危険に脅かされない状態、人権が守られていること、非武装であることなどが出されました。「平和であることが当たり前と思う自分は平和ボケ状態ではないか?」と自問する方も。「知らない間に、いつの間にか戦争状態になることは、避けたい」と強く願う意見もありました。

近所の都営住宅にウクライナから避難した家族が住み始めていることを知り、テレビの中のことではなく、あらためてリアルなこととして受けとめた方もいました。

平和を願う私たちができることって何だろう

政治家でも外交官でもない私たちが、日々の生活の中で平和のためにどのようなことができるのでしょうか。

「こうなったらいいな」を言葉にしてみました。 「武器をもたないこと」「平和を守るために武器をとるっていう意見を耳にする。本当かな?」「非武装って経済も関係するから、容易なことではない気がするが、非武装であること」「過去の歴史から学ぶ」「戦争をはじめたら、簡単に終われない」「選挙で自分の平和の概念に近い人に投票する」「戦争に積極的な国のもの、企業のものは買わない」「勝手な思い込みや、知らず知らずのうちに持っているバイアスをとる」「さまざまな意見を聞く」など。 そして、「戦争体験者の辛かった想いを記憶にとどめておく」「紛争国のことを忘れない」との意見もありました。

子育て個育てワークショップ初参加の皆さんと、普段は話題にしづらい平和ついて、とても熱い話ができました。一日でも早く、紛争が終わることを願います。

参加者の声から(一部抜粋)

・平和という大きなテーマで、どんな話し合いになるかなと期待と不安がありましたが、とても有意義な時間を過ごせました。ファシリテーターの方や他の参加者の方の活発な意見交換の中でとても勉強になりました。

・今日は、ありがとうございました。たくさんお話しできてよかったです。このような少人数でのトーク最高でした。またこのようなイベントがあったら、ぜひ参加したいです。

・普段なかなか平和について話す事がないので、自分も少しスッキリしたり、知らなかった事もわかり、貴重な時間になりました。

ファシリテーター:いわげん・おかりん・りょう・ゆみこ