活動レポート

大人の部活へようこそ!遊びごころde音読(2024年4月25日)

子育て個育てワークショップ

子育て個育てワークショップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
2024年4月25日(木)に、「遊びごころde音読」を開催し、6名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。

4月。新しい出会いの季節。

 前日の雨はすっかりあがり、春ですが26度と初夏の雰囲気の中、6名が集まってくださいました。
そのうち5名の方が初参加でした。
時間前にみなさんが輪になった席につき、音読ワークショップの始まりです。
まずは緊張をほどくように声だしの練習もかねてみんなで懐かしい童謡『チューリップ』を一節ずつ歌いました。
気持ちがほぐれたところで自己紹介をしてもらいました。
その後、声だしのためのストレッチや、腹筋を意識してもらうためのウォーミングアップをして2つのグループに分かれました。

さまざまな素材を好きなように読んで

グループに分かれたところで、用意した素材を練習をかねて下読みをしました。

わからないところを確認しながらみんなで一緒に声を出しながら音読。

ここでは自分の好きなように、イントネーションなども気にせず読みたいように読んでもらいます。
ひと通り読み終わった後、休憩も兼ねておやつをいただきながらの雑談タイム。

パルシステムのパルとは?オススメの商品、これが美味しい…などなど初めて会ったのにパルシステムという共通の話題に花が咲きます。
 もっと話したい気持ちを抑えつつ、和やかな雰囲気のまま、輪に戻りました。

黙読とは違う、生の声の響き

 ひとりずつ順番に自分の読みたい素材を決めて読んでもらいました。
しんとした部屋の中で音読する声をみんなで集中して聞きます。
同じ素材を読んでも人それぞれ声のトーンや読み方が違って、それぞれが個性的で味わい深い音となり心に響きます。今回は二つの素材を読んだ後、まだ時間があったのでファシリテーターも混ざってみんなで輪読をしました。
余韻を味わいつつ最後は全員で拍手をして終わりました。
またお会いしたいという願いを込めて皆さんから今日の感想を一言ずつ伺いました。
次回もまた一緒に音読を楽しみたい、そんな気持ちで次回のご案内して今日のワークは終了しました。

次回は7月9日(火)10:00~11:45 すみだ産業会館 会議室5
                   錦糸町駅(JR/東京メトロ)
お申込み⇒(6/3~)https://www.palsystem-tokyo.coop/event/146518/

《ファシリテーター :かよこ・しば(文責)》                               

参加者の声(抜粋)

★初めてでしたが、あたたかいリラックスした雰囲気で楽しめました。同じ文章でも黙読するのと違って音読するとじっくり味わえると思いました。選ばれた素材も興味深いテーマが多くてもっとそれらの世界に触れたくなりました。ありがとうございました♡ 又参加させて頂ければと思います。
★ゆっくりの人数が私には安心でした。ふだんの文を目でよむのと異なり内容が胸におちて、じっくり頭に入るかんじでした。それぞれの人の音読の個性もここちよかったです。
★人間の声のここち良さに心暖まるおもいがした。生の声で本を読むこと、聴くことを大切にしたい。
★人の声のヒビキ、暖かさにいやされました。

素材集メニュー

1. 「かずゑ的」監督のことば  谷 博子〔映画パンフレット〕
2. 銀河鉄道の父   門井 慶喜〔小説〕
3. くらやみ みち 谷川 俊太郎〔詩〕
4. 「江戸の暮らしと落語ことはじめ」後書き  安藤 優一郎〔歴史監修〕
5. 街場の文体論   内田 樹〔講義録から〕
6. 枕草子                             
   《輪読(初見で読む素材)》 
  どろだんごとたごとのつきまつり

清少納言〔古典〕

飯野 和好〔絵本〕