活動レポート
2023年度子どもの甲状腺検診
2023.12.20
東京電力福島第一原発事故による放射能の被ばくを心配する声を受け、2015年度から開始した子どもの甲状腺検診。
多くの組合員から「継続してほしい」とご要望をいただき、今年度も本検診を実施しました。
組合員の要望から始まった甲状腺検診は、今年で9年目。2日間で、54名の方が検診に参加してくださいました。
■運営パートナー団体:いわき放射能市民測定所たらちね(東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金団体)
■医師:藤田医師(たらちねクリニック院長)
■医療スタッフ:古関スタッフ(たらちねクリニック)
今回で検診者は延べ1,005名となりました。うち、新規の検診者は13名(24.1%)となりました。
年度が変わっても新規参加者は増え続けています。次年度も秋(予定)に開催いたしますので、どうぞみなさまご参加ください。
■検診日
①2023年12月2日(土)10:00~17:00 【新宿会場】
②2023年12月3日(日)10:00~17:00 【三鷹会場】
・対象:3歳~2011年福島原発事故当時18歳以下の組合員のお子様
・検査方法:甲状腺超音波(エコー)検査
※甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあり、放射線(特に放射性ヨウ素)の影響を受けやすい器官です。エコー検査機での検査は痛みなどありません。
※甲状腺超音波(エコー)検査は首全体に検査用ゼリーをつけておこないますので、できるだけ首周りが開いた服装でお越しください。
※検査時間は首の状態によって異なりますが、お一人につき5~10分程度です。
※検診日時はお選びいただけません。当選者に書面にてお知らせします。
- |参加費
-
1人あたり1,500円
※検診協力金としてパルシステムの商品利用と一緒に請求させていただきます。
- |参加条件
-
・パルシステム東京組合員(同居の家族含む)、広域避難者
・参加前に必ず検温をお願いいたします。37.5度以上の方、あるいは平熱プラス1度の方の参加はお断りいたします。
- |持ち物
-
受診票、マスク
※検診時はできるだけマスクの着用をお願いします。
- |その他
-
NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね 個人情報保護と測定データに関する基本方針に準ずる。
- |定員
-
70名(申込多数の場合、抽選。結果は郵送で全員へ連絡)
- |協力
-
NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね
- |主催
-
生活協同組合パルシステム東京
藤田医師からのメッセージ
paltokyo-seisaku@pal.or.jp
月曜日~金曜日: 9:30 ~ 17:00
時間外および土日、夏季休業日、年末年始のお問い合わせには回答にお時間をいただく場合があります。ご了承ください。