活動レポート

ブックリストで自分再発見、わたしの人生の10冊(第1回)

子育て個育てワークショップ

子育て個育てワークショップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
2024年9月13日(金)に、東京都生協連会館(中野)で3回連続講座「わたしの人生の10冊」の第1回を開催し、7名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。

読書体験を振り返り、ブックリストを作成しながら、自分を振り返るワークショップを3回連続講座として企画しました。
2週間おきに3回開催ということで、参加者にとって日程確保にハードルの上がる日程ですが、じっくりゆっくりと自分と向き合い、リラックスした空気の中で人と語らう場を作りたいと思いました。
「老若男女どなたでも」という広報文を見て、「このテーマなら」や「行ってよさそう」と感じて、足を運ばれた方が多くみられました。
気温や体調にもよるので、3回全部に出席できなくても、気軽に参加できるような場作りをしていきます。

ブックリスト準備編

今回、当選案内に「今、思い浮かぶ本」を簡単なリストにして、当日参加してもらうことをお願いしました。「本をリストにする」「冊数を限定する」というプロセスは、それぞれに「自分は何を基準に選定するか」についても考えるきっかけになったようでした。
記憶をたどってみた人、自前の読書リストの中から選んできた人、それぞれが「今、思い浮かぶ本リスト」を手に、「本」や「読書」に対する気持ちや思い出を語り合い、顔合わせを行いました。

 

 

●「わたしのブックリストに外せない1冊とエピソード

リストの中から、「これは外せない1冊」を選んで、本の簡単な紹介と「本にまつわるエピソード」を紹介し合いました。
なかなか1冊に絞ることは難しいようで、2・3冊紹介する方もいましたが、「自分にとって何故大切な本なのか」「どんな存在か」「読んでいたときの自分はどんな時期を過ごしていたか」など、その1冊を通じて、語り手の物語の一端を聞くことができました。

 

 

次回に向けて

1回目のリストや語らいをふまえて、ワークショップ2回目、3回目とこれからブックリストを更新していきます。
聴いて話しているうちに、記憶の扉がどんどん開いていくのではと思います。
本たちと自分との関わりをエピソードで辿りながら「ブックリスト」の完成を目指し、「わたし」を見つめる旅を、参加者の皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

受講者の声から(一部抜粋)

・読む本、人生の本は人それぞれですね。あらためて本の楽しさを思い出しました。
・自分が気づかなかった視点がたくさんあり、とても興味深かったです。
・その人のその本への思いをきくことができ、あたたかい気持ちになりました。
・初めてあった方から深い話をうかがうことができてとてもよかったです。
・他の方のリスト、知らない本ばかりで、全部紹介してほしいなと興味がわきました。
なぜ選んだのか興味があります。

 

ファシリテーター:りょう いわげん まゆみん