活動レポート
第五福竜丸を知ろう、船上お掃除ボランティア
2024.10.8
今年、マーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験から70年になります。
パルシステム東京の平和政策にある「連携団体と核兵器廃絶に取り組み、地域に根差した平和活動についても発信します」に基づき、賛助会員にもなっている公益財団法人第五福竜丸平和協会の協力をえて、今回初めて取り組みました。
第五福竜丸について学ぶだけでなく、貴重な船に触れる機会に、参加希望には多くの応募がありましたが、やむなく抽選し、組合員10名と役職員5名が参加し実施しました。
第五福竜丸を知ろう!
【都立 第五福竜丸展示館】
館内には、第五福竜丸船体実物、水爆実験の被害、乗組員の病状、マグロ騒動、放射能雨、原水爆反対の運動、太平洋の核汚染状況、日米政府による事件の決着、マーシャル諸島の核被害、世界の核実験被害、核実験・核開発年表などの展示があります。展示館前ひろばには、久保山愛吉記念碑、福竜丸のエンジン、マグロ塚石碑があります。
第五福竜丸展示館は、東京都が建設し(公財)第五福竜丸平和協会が東京都からの委託で運営しています。
館内・船内ツアー開始!
第五福竜丸の市田事務局長と蓮沼学芸員から開始前に主旨と注意事項の説明
館内ツアー 第五福竜丸について学びます
事務局長の市田真理さん
いざ、船上へ!
船内ツアー 蓮沼学芸員から、船の説明
第五福竜丸を見て、学んで、触れて
第五福竜丸をきれいにしよう!
●第五福竜丸の保存についてよく知らなかったが、今回船内に入って後に補修された部分などを実際に見て、現在こうして見られることが大変ありがたいことであると実感した。
●ボランティアに参加してとても良い体験ができた。第五福竜丸を初めてみて、とても大きいと感じた。結構狭いところも多く当時は大変だったのだなと感じた。
●原爆を考えるよい機会になりました。掃除だけでなく、第五福竜丸や原爆実験の現実を教えていただけて良かったです。
●この船には非常に興味があり数回訪れていたが、本日乗船でき清掃ボランティアで船上に乗れて大変よかった。歴史の証人として後世まで保存していただきたい。
●実際に来て、見て、触れて、こうした物を残していくという大切さと大変さを実感した。木造船なので、はがれているところもありどのくらいの年数もつのかと心配になる。こういう機会を作ること、他の方にも伝えていくことが大切に思いました。定期的に行っていただくよう願います。