活動レポート

都心の生き物観察会in東京大学

2024.10.11

10月6日(日)東京大学駒場リサーチキャンパスにて~秋の親子企画2024~都心の生き物観察会in東京大学を開催、10組21名が参加しました。

講師に須田真一先生(東京大学総合研究博物館研究事業協力者)と安川雅紀先生(東京大学地球環境データコモンズ 准教授)をお迎えし、都心で見つけることができる生き物の採取と観察を行いました。

お天気はあいにく??

 前日までの雨、当日は曇りというお天気です。

これだとあんまり見つからないかな~と思いきや、

「雨だったけど気温も上がってきているので虫はいるよ」

「自分が虫だったら、こういう時に何をしているかなと考えて探してみるのがポイント。よーく考えてみてね。」

と須田先生。

なるほど!とうなずきつつ、さっそく広場に虫を探しに出かけます!

虫をさがそう!

広場で虫探し開始!

草に隠れているんじゃないかな~?

トンボがいるぞ!捕まえたい!

はじめはひろばの真ん中の方にいた参加者も、草の生えている中の方や花壇の隙間などをじっくりよーく探しはじめました。

徐々に虫かごのなかには虫が増えていきます。

質問タイム

捕まえた虫を見ながら質問タイム!

バッタやチョウ、コウロギ、セミのぬけがらなどを先生に見せながら解説してもらいました。生まれ育った環境で体の色が変わるバッタのお話やありの寿命の話など、みんな興味しんしんです。

「世界で一番大きい虫と小さい虫は?」

「コオロギの飼い方は?」

「カブトムシの捕まえ方は?」

「シジミチョウは何を食べているの?」

などなど子どもたちの尽きない探求心に須田先生がどんどん答えてくれました。


参加者からは「普段あまり採ることのない小さい虫も知ることができた」「初心者だが興味深い話を近くで聞くことができ、生きものに興味がわいた」「お天気は悪かったけど虫が捕まえられてよかった」「たくさんの質問に専門的に答えてもらえた」などの声をいただきました。

都心でもわたしたちと一緒に生きる大小さまざまなな生きものがおり、その1匹1匹にいろんな能力や背景があることがわかり、子どももおとなも身近な生態系に興味をもつきっかけになる機会となりました。

須田先生、安川先生ありがとうございました。