活動レポート

大人の部活へようこそ!ブックdeト~ク♪(9月25日)

子育て個育てワークショップ

子育て個育てワークショップ

パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
2024年9月25日(水)に、IKE Bizとしま産業振興プラザ(池袋駅)で
「大人の部活へようこそ!ブックdeト~ク♪」を開催し、5名参加しました。

今回、企画・運営を行ったファシリテーターが報告します。

 

*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。

待ち望んだ秋 

長~い夏も9月末、秋空のもとでのワークショップ開催をイメージしていました。
当日は残暑モードの空模様の中、本と共に皆さんに集まって頂きました。
遅刻の方を待っている時ちょっとハラハラ、動揺したことに慌てながらのスタートとなりました。                                                                                               
まず語りあう前の緊張ほぐしに、簡単な自己紹介から始め「この夏にやり残したこと」を紹介し合いました。
それぞれの個性に触れる場となり、その後サークル席からテーブル席に移動しました。

本を語る 「私」を語る

謎めいたタイトルの本にクエスチョンマークいっぱいになりながら、耳を傾けると…人類こそは絶滅危惧種かも知れないなどと、哲学の世界を感じ、そして惜しまれながら夭折された歌人のベスト歌集もあり、作品をじっくり味わいたい思いに。
同じタイトルの本を何冊も持参された方もいらして、それは1908年に最初の版が出版された名作。
その後版を変え、訳を変え、多くの本が存在していることに驚き!また世界の紛争と政治にハッとさせられたり…
日頃手に取ることもないだろう本との出会い、ブックdeト~ク♪の場。
そこでファシリテーターとして、自分が本を選んだこだわりや想い、それを聞いていただけたことにドキドキしながら、違った感じ方に出会い、ハッとしたり嬉しくなったりしました。
皆さんの本にもっとお聞きしたい想いを残しながらも、時間となってしまいました。

感想、そして次回へ 

幕を閉じるにあたり、参加してのご感想をお聞きしました。
楽しさについ時間が過ぎてしまい申し訳ない思いを抱えながらも、皆さんからやさしい感想を頂き感謝してお別れの挨拶をしました。
また是非お会いしたいと次回の予告や、違う切り口で開催される他のワークショップの案内もしました。
経験を活かし、もっともっと気配りができて実りある場を作る、そんなファシリテーターを目指し次回に向います。

 

次回は絵本特集です 12月7日(土曜)10:00~11:45 武蔵野公会堂

 

 ⚘最寄り駅 吉祥寺駅(JR・京王井の頭線) 

参加者の声(抜粋)

★参加者の方それぞれの視点で選ばれた本をご紹介いただき、楽しかったです。
多くの書店が閉店してゆく時代ですが、読書の楽しみはやはり1冊の重みにあります。
★自分では絶対手にとらない本も、この機会に知ることができて良かったです。
★本も人も話もとてもバラエティに富んだ時間を過ごせました。
本=人なのかな、という感じを強くしながら、楽しませていただきました。
★いろいろな人の読後感がきけて、良かったです。
★終了時点からあと2時間くらい話したいと思った。

出会った本たち

赤毛のアン(複数の版) ルーシー・モード・モンゴメリ
ウナギが故郷に帰るとき パトリック・スヴェンソン
えーえんとくちから  笹井 宏之
休館日の彼女たち 八木 詠美
絶望名言  頭木 弘樹・NHKラジオ深夜便制作班
確かなリスの不確かさ ドリアン助川
平和を創る道の探究 ウクライナ危機の「糾弾」「制裁」を超えて 孫崎 享
本という不思議  長田 弘
本屋さんのダイアナ  柚木麻子
三淵嘉子の人生  NSムック 
むなしさの味わい方  北山 修

 《ファシリテーター :おかりん・かよこ(文責)》