活動レポート
おひざに抱っこで参加できる「味覚を育てる離乳食教室」を開催!
2018.7.18
パルシステム東京は5月18日、プレママや赤ちゃんをお持ちの世帯を対象に、野菜と「だし」をメインテーマとした「味覚を育てる離乳食教室」を開催しました。
参加人数:大人13名、子ども10名
講師を務めたのはPLA(パルシステム・ライフアシスタント)(※)の森島さん。
(※)パルシステム商品に関する情報や生産者の取り組み・想いなどを、くらしの視点にたって多くの組合員等に伝え、商品活動の活性化をすすめる組合員講師のこと
初めましての赤ちゃん同士、何やらおしゃべり。
「ご飯とみそ汁」は最強コンビ
「ごはんはあまり食べないのにおやつはよく食べる」こんな話をよく耳にしますが、これは赤ちゃんが生きていくうえで必要な、甘味や油脂の味を本能的においしいと感じるからです。
・・・それに勝るのが「だし」です。
そして、「だし」の力が一番発揮されるのはエネルギー源となる「でんぷん(お米)」とセットになったとき。油脂を食べたのと同等の快感を脳に与えることができます。「赤ちゃんの離乳期から幼児期は味覚形成のうえで、とくに大切な時期。幼いころに『だし』の経験があれば、将来ジャンクフードに出会ったとしても、味覚の基本がゆらぐことはありません」
野菜が味覚を育んでくれる
離乳食で野菜を取り入れる際は、旬の野菜で、素材にこだわり、シンプルに調理するのがポイント。
春先のやわらかなキャベツや秋のほっこりしたさつまいもなど、旬の野菜は味が濃くシンプルに調理するだけでおいしいもの。パルシステムの野菜は化学合成農薬、化学肥料にできるだけ頼らず、健康な土で育てているので赤ちゃんの離乳食にも安心して利用できます。
離乳食後期には野菜もタンパク質もとれる簡単メニューの和風ポトフがおすすめ。旬の野菜を肉団子、ポークウインナーと一緒に「だし」のみで煮るので野菜の自然な甘みが感じられます。
離乳食をあげるとき、"こわい顔"になっていませんか?
離乳食を赤ちゃんに食べてもらいたくて、お母さんたちは必死になります。でも赤ちゃんはお母さんと一緒に「おいしいね」と笑顔で食べることで、”食事は楽しいもの”と認識していきます。
「イライラするよりは心に余裕を持って。子どもの一番のごちそうはお母さんの笑顔です」と森島さん。「忙しかったらお店のお惣菜に頼っても良いんです。市販のかぼちゃ煮を買ったら、無塩のだしで少し煮ると塩分が和らぎますよ。たとえ同じメニューが続いたとしても、1週間の中でバランスがとれていれば大丈夫。お母さんにストレスがかからないことが大切です」と話しました。
あ~楽しかった♪
近い月齢の子育て中の組合員同士ということもあり、講座を終えた後は親子ですっかり打ち解けた様子で帰っていくお母さんたちの姿が見られました。