活動レポート

明治学院大学で「生協論」について特別講義を行いました

2024年11月20日(水)明治学院大学 社会学部の学生に向けて、生活協同組合パルシステム東京 松野理事長と、東都生活協同組合 石渡副理事長が講師となり、「生活協同組合(以下、生協)」が地域社会にもたらす活動について明治学院大学の河合教授が担当する「コミュニティ創生論」の講義で特別講義を行いました。

地域活動の講義

松野理事長の講義では、日頃から大学生協を利用している学生に向けて、生協のしくみ(「出資」「利用」「運営」)の話から、生協としてできること、やってきたこと、今後の期待などをお話しました。

パルシステム東京の取り組み『くらしに困っている方をともに支える地域活動方針』を紹介する松野理事長

『くらしに困っている方をともに支える地域活動方針』は、略してなんて呼んでいるでしょう」というクイズでアイスブレイク(正解は「くらとも」)、地域福祉政策『ともにつくろう  笑顔ひろげる  身近な地域』を紹介し、

「地域の主役となる皆さんが自ら考え行動できるような地域づくりに取り組んでいます。

難しそうに聞こえますが、今までやってきたことと、これから必要なことを見える化することが大事。

なにより大切なのは、パルシステム東京の組合員が動くこと!

そのために仕組みで支え、ネットワークですすめること。なにより継続していくこと」と松野理事長は力強く語りました。

組合員活動の講義

東都生活協同組合 石渡副理事長 講義テーマは、「組合員活動について」

組合員活動では、産地交流訪問やメーカー交流訪問をする「商品活動」と「テーマ活動(環境・福祉・平和・くらし・食と農)」に組合員が自発的に活動できる場があることを紹介。

2024年春から始まった「新・組合員活動スタイル」にも触れ、地域との連携を通じた活動の広がりについて

地域がよりよくなることが組合員にとって幸せであり、生協が地域のお役立ちの存在になれれば」と

いう言葉で講義を締めくくりました。

講義を受けた学生からは、理事長自身が組合員であることに驚きの声も! 生協への理解が深まったようすが伺えました。

パルシステム東京は今後も「誰もが安心して暮らせる社会」を目指して、さまざまな取り組みをすすめていきます。

明治学院大学 名誉教授 学長特別補佐

河合 克義 教授

 

河合教授担当の講義では、それぞれの地域に住む人々が安心して暮らせるよう、地域住民や公私の社会福祉関係者がお互いに協力して地域の課題解決への取り組みについて学びます。