活動レポート
さようなら原発3.8全国集会「3.11福島原発事故を忘れない」
2025.3.13
3月8日(土)代々木公園で、「さようなら原発」一千万署名市民の会が主催する「さようなら原発3.8全国集会」が開催されました。パルシステム東京では、ブース出展とパレードに参加しました。

「3.11福島原発事故を忘れない」をテーマに開催されました。雪がちらつく寒い中でしたが、約3,000人(主催者発表)が来場しました。
さまざまな団体が福島復興支援、脱原発の取り組みやブースを出展、パルシステム東京も2011年から続く福島復興支援取り組みやパルシステムでんきの産地の紹介などの展示を行いました。


メインステージでは「TABI Blue(タビーブルー)」による演奏や登壇者による福島原発事故・廃棄物問題やこれからの日本のエネルギーの在り方について、ミニステージでは井戸川裁判の状況報告や気候危機について熱いメッセージが語られました。
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※「さようなら原発全国集会」とは
呼びかけ人(内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔)による「『さようなら原発』一千万署名 市民の会」の脱原発アクションのひとつです。2011年以降さまざまな立場からの参加者で構成する実行委員会での話し合いを積み重ねながら集会を行っています。

パルシステムでんきの取り組み、発電産地の紹介や月刊「きぼうのでんき」の配布など

パルシステム東京の福島支援の紹介や福島の人たちが作った「楢葉布ぞうり」の販売など

寒い中でも熱心にお話を聞いてくださる方もたくさんいました。

ブースに来ていただいた方に「展示をみて感じたこと」「持ち帰って周りの人に伝えたいこと」をアンケート形式で書いていただきました。 『国内産の再エネがあることを多くの方に知って欲しいです。頑張ってください。』 『改めてパルでんきの必要性を感じました。』 『除染は進んでいるが、処理水の海洋放出、汚染土の埋め立てなど新しい問題も次々に出てきている。その現状を広く伝えていってほしい。』 『原発事故から14年が経ち、当事者以外の記憶から悲劇が忘れられようとしています。1年に1度でもよいので、このことを思い出すために、そのきっかけ作りのために活動してくださる方、復興等々尽力されている方のことを再認識したい。』 など様々な声をいただきました。

集会後は、みんなで集まってのぼりなどでアピールをしながら、渋谷駅付近までパレードを行いました。
パルシステム東京は、脱原発を目指し、核燃料サイクル、ALPS処理水海洋放出等に反対し、他団体や次世代と連携した取り組みをすすめてまいります。