活動レポート

狛江の「陽だまり✕センター」東京都出前講座

狛江陽だまり訪問事業所にて訪問ヘルパー職員を対象とした『高齢者を狙う悪質商法の手口と対処法』の研修が実施されました。居宅事業所のケアマネジャー・狛江センター配送職員4名が参加しました。
 
東京都の出前講座講師を招き「高齢者の悪質商法被害の特徴」、「トラブルの多い手口と対策」、「クーリングオフについて
」の3つの内容を学びました。
狛江センターの配送職員からは「高齢者が多い地域を配達しており、とても参考になった。」「異変を感じた際の対応ポイントがわかった」などの声が上がり、今後も学習会への参加意欲が示されました。
 
訪問ヘルパー職員からは「早期発見・早期対応が重要。日常を知っているからこそ小さな変化に気づけると思う。日常を一番よく理解しているのは『ヘルパー』であることを肝に銘じて、ケアをしていきたい。」「『契約しません』『お断りします』『帰って下さい』が、契約をさせない決め台詞。ご利用者にも伝えていくようにしたい。」と感想が寄せられ、高齢者介護や配達時の対応に役立つ学びの機会となりました。
研修後、学習会に参加した訪問ヘルパーが訪問先で大量のオレンジを発見し、訪問販売の可能性を察知。
すぐに関係者と連携してクーリングオフ対応を行いご家族の方からも感謝されました。
 
参加者は研修前は異変に気が付くことはあっても「クーリングオフしたほうがいい」までの考えは及ばなかったとのことで、研修が役立った内容となりました。
 
今後も陽だまりとセンターの合同学習を通じて、地域の見守り活動に貢献していく予定です。