活動レポート

秋山正子さんと「キャンサー・カフェ」 | パルシステム東京 キャンサー キャラバン第一弾

2018.7.19

2018年度パルシステム共済連たすけあい活動助成金事業

2018年度パルシステム共済連たすけあい活動助成金事業

6月16日(土)新宿区大久保の「暮らしの保健室」で「がんを経験した人の『キャンサー・カフェ』」を開催し、室長の秋山正子さんといっしょにがんを経験した人たちが、今の自分のことや困っていることなどをひとりひとりが話し、気持ちを分かち合いました。参加者15人。

「暮らしの保健室」とは、パルシステム東京新宿本部にもほど近い戸山団地にある、地域住民の健康、生活に関するさまざまな相談ができる場所です。活動・取り組みは、グッドデザインアワード2017「特別賞[地域づくり]」を受賞しています。 暮らしの保健室HPはこちら

 

     天然の木材や和紙を使った室内は、明るくやわらかい雰囲気

ようこそ。キャンサー・カフェへ

ここは病院でも家庭でもないもう一つの「居場所」です。 お茶やお菓子を囲みながら、順番に話していきます。身近な人には言えないことを話す人、きょう初めて話せたことがある人など、同じがん患者同士でも人それぞれの困っていることが。それぞれ違う悩みでありながらも気持ちは同じ。みなさん大きくうなずいています。

「病気になると、自分の身の回りにいろいろな悩みが出てくることがあります。病気や薬のことはお医者さんに聞けばいいけれど、どう聞いたらいいかわからない。病気になったことで起こる仕事、子育て、親の介護、お金の問題はどこに話せばいいのかわからない。そんなときは『暮らしの保健室』で話を聞きますよ。」と秋山さん。

 

秋山さん(写真右下)と、キャンサーカフェスタッフ

参加者のアンケートから

「くらしの保健室は素敵なあたたかい空間でした。秋山さんも穏やかですてき。がん患者の居場所の一つなのかなと思いました。」

 

「多くの方のご経験をきくことができたこと、こういう場(くらしの保健室)があることを知ったこと、普段話すことができないことを話せたこと、とても貴重な時間をいただけたことに感謝しています。」

 

「皆さんのお話を聞いて、病気との向き合い方など心配していたことに対して勇気をもらいました、からだの痛みとともに心のケアについてももう少し、語り合えたらなと思いました。」

 

「皆で話し合うことの重要さが理解できました。今後も参加したいと思う。」

 

「闘病中でつらいこと、つらかったこと、今の悩み、などを聞いたり話したりする場所があることを知りました。アドバイスなども聞くことができてよかったと思います。」

 

参加者からはこのような感想が寄せられました。

パルシステム東京キャンサーキャラバン

9/22「マギーズ東京(豊洲)見学会」 マギーズ東京HPはこちら
※講師の秋山さんが代表を務める、キャンサーケアリングセンターです。

10/5「ピンクリボンカフェ」(武蔵野スイングホール/武蔵境)

詳細は決まり次第ご案内します。ぜひご参加ください。