活動レポート
【ハンガー・フリー・ワールド】2017年度書き損じハガキ等回収キャンペーン取り組み報告
2017.12.1
――回収数3,112件 換金額6,343,681円となりました――
(実施期間:2017年3月13日~5月31日)
パルシステム東京では、身近にできる社会貢献の取り組みとして、2009年より特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールドの「書損じハガキ回収キャンペーン」に協力をしています。
(2015年度は「書損じハガキ回収キャンペーン」ではなく「平和カンパ」贈呈団体として支援しました)
2017年度も、多くの組合員の皆様からご寄付をいただきました。いただいたご寄付は、ハンガー・フリー・ワールドを通じて、飢餓のない世界をつくる為の活動に使われます。ご協力ありがとうございました。
◆報告
【回収品目】
未使用・書損じハガキ、未使用切手、使用済切手、ブルーチップ・グリーンスタンプ、商品券、
中古CD・DVD・ゲーム、金・プラチナ、外国紙幣
【集計結果】件数3,112件 換金額6,343,681円
◆支援活動の一例
●バングラディシュ
・小学校運営、有機農業推進 ―学校給食提供や、持続可能な有機農業を推進―
●ベナン
・青少年・成人対象の識字教育、子どもの栄養改善事業一5歳未満児の栄養不良を改善―
●ブルキナファソ
・乳幼児と妊産婦対象の影響改善事業、学校給食―子どもの栄養不良を改善―
●ウガンダ
・協同組合支援、栄養改善事業―住民の協同組合の活動が活発に。自主的に栄養改善もー
●その他
・飢餓を生み出す“仕組みを変える” ―アドボカシー(政策提言など)―
・飢餓を取り巻く現状への“気づきをつくる” ―啓発活動―
・飢餓をなくす“若い力を育てる” ―青少年教育―
・活動をより効果的に ―組織運営―
PickUP!ブルキナファソでの事支援~子どもたちの栄養不良を改善~
5歳未満児死亡率の高いブルキナファソ。母子健康センターでは栄養不良児を対象に、週に3回栄養がゆを提供しています。母親には家でも実践できるように栄養バランスのよいメニューや消化吸収のよい作り方の指導。2016年度は対象者157名の子どものうち、107名が栄養不良から回復することができました。
また、特に貧しい地域の学校で、学校給食を提供。2016年度は540名の生徒に提供しました。給食実施前は、お昼の時間に食事をとらずにいたり、遠くはなれた自宅まで食べに帰ったりしていました。栄養のある給食を提供するようになって、午後の勉強にも集中できるようになりました。また、お昼の時間を友達や先生とのコミュニケーションにあてられるようにもなり、信頼関係も深まっています。
※活動詳細は、ハンガー・フリー・ワールドのHPをご覧ください。
⇒『ハンガー・フリー・ワールドHP「集計報告とお金の使い道」』
最後に、2016年度に続き、2017年度も集めたハガキや切手などの仕分けや集計のお手伝いをする「仕分けボランティア」をパルシステム東京組合員が体験する取り組みも行いました。