活動レポート

2016年度ヒロシマ平和スタディツアー

「~ヒロシマの心を次世代のあなたへ~学び、知り、考える」

パルシステム東京では、毎年、広島の原爆投下日に合わせて、平和についてのスタディツアー(日本生活協同組合連合会、広島県生活協同組合連合会共催、「ピースアクションinヒロシマ」)に、2016年8月4日~8月6日に、組合員親子5組10名(小5~高2)、役職員5名、計15名で参加しました。

1日目:8月4日(木)

◆千羽鶴献納

千羽鶴献納
早朝、東京から新幹線で広島へ。午後一番に参加者全員で平和記念公園を訪れ、組合員から寄せられた千羽鶴を「原爆の子」の像の脇に設置されている折り鶴ブースに献納しました。

 

◆被ばくの証言

献納後、全員で「被爆の証言・感じたことを2020年に届く手紙に書こう」に参加し、16才の時に被爆した吉岡幸雄さんから被爆体験を聞き、2020年の自分にあてた手紙を書きました。

◆平和プログラム

平和記念公園内にある「平和の鐘」

平和記念公園内にある「平和の鐘」

平和記念公園内にある「平和の鐘」

広島城内「中国軍管区司令部の防空作戦室跡

夕方からは、生協ひろしまの碑めぐりガイドの案内で、親子は「平和記念公園コース」に、大人は「広島城周遊コース」に別れて参加。施設内の原爆遺構や碑などを巡りながら、当時の様子について学びました。

2日目:8月5日(金)

平和プログラム2: 午前中は、子どもたちは「子ども平和会議」に参加。大人は「市内碑めぐり」と「平和カフェ」に参加し、戦争や原爆被害の実相を学びました。

「子ども平和会議」(小5から高2まで、5人の組合員のお子さんが参加)

「子ども平和会議」(小5から高2まで、5人の組合員のお子さんが参加)

「子ども平和会議」(小5から高2まで、5人の組合員のお子さんが参加)
碑めぐり「袋町小学校コース」

碑めぐり「袋町小学校コース」

碑めぐり「袋町小学校コース」

◆虹のひろば

午後からは全国の生協組合員が一同に会する「虹のひろば-ヒロシマの心を次世代のあなたへ~学び、知り、考える~」に参加しました。広島市長からのメッセージ、被ばく者による被ばくの証言の他、全国の生協や広島における平和活動などの紹介を通じ、戦争や原爆の恐ろしさについて学び、考えました。

広島市長 松井一寛氏の挨拶

広島市長 松井一寛氏の挨拶

広島市長 松井一寛氏の挨拶

日本被団協代表委員 岩佐幹三氏の講演

原爆の絵

原爆の絵

原爆の絵

広島高校書道ガールズ

子ども平和会議アピール

子ども平和会議アピール

子ども平和会議アピール

「生協ひろしま役員OB会」ブースにて

3日目: 8月6日(土)

◆平和祈念式典

(左)広島県知事 湯崎英彦氏の挨拶、(右上)会場で折り鶴を献納、(右下)献花

(左)広島県知事 湯崎英彦氏の挨拶、(右上)会場で折り鶴を献納、(右下)献花

最終日は『広島市原爆死没者慰霊式 並びに平和祈念式』に参加し、式典に参加した多くの人々とともに核なき平和な世界を願いました。

 

式典終了後、最後の企画は、被爆の証言「しげるくんの真っ黒なお弁当」と「平和公園碑めぐり」。2グループに分かれて参加しました。

「しげるくんの真っ黒なお弁当」

「しげるくんの真っ黒なお弁当」

「しげるくんの真っ黒なお弁当」
碑めぐり「平和公園内コース」

碑めぐり「平和公園内コース」

碑めぐり「平和公園内コース」

原爆の投下日にあわせた平和スタディツアー。3日間、それぞれが見て、聴いて、感じたことを、東京に帰ってから多くの方々に伝える事を約束しました。