活動レポート
第14期ファシリテーター養成講座 第7回開催
2021.10.12
2021年9月21日(火)開催
残すところ2回となると盛りだくさん。アイスブレイクも振返りも省略して、時間いっぱい内容に取り組み、より実践に備えたワークに取り組みました。職場から参加した方、急にzoomに入れなかった方、お子さんがオンライン授業で家にいて落ち着かないという方もいらっしゃいましたが、ぐっと「今ここ」に集中しました。
グランドルール 秘密厳守の安心できる場バージョン
毎回先輩ファシリテーターが言うので、受講生はそろそろ「もう分かった」と思っているかもしれませんが、今回は、誰にも話さないような心の底の気持ちを出してもらうために、ここが本当に安心して話せる場なんですよ!と伝えるためのやり方が披露されました。そのおかげか今回の講座は最後までピンっと緊張していたように感じました。
スキルワーク 今の気持ちをもっと聞く
今日のスタート時に語られたそれぞれの「今の気持ち」の中から、誰かの話しをもっと聞きたい人が「聞き手」となり、「話し手」を指名して、その対話の「観察者」を加え3人で1グループとなり、聞く練習をしました。
聞き手自身の興味で質問したり、会話が楽しくて時間を忘れフィードバックができなかったりしたグループもありましたが、
・「聞き手」は「話し手」の話を共感しながら聞き、整理し分かった気にならず質問を重ねる、「話し手」はうっすらと感じていた思いを言葉にし、気持ちを確認できる。
・「話し手」は他者への不満、気になることや、心配が、実は自分自身の中にある問題だと気づき、大事なことを残し、手放すことができる。
などファシリテーターの役割と成果を体験することができました。
宿題 広報文の完成、明日中に!
最終回が来週なので時間がありません。現場に出てからも第一関門の広報文、修正案の〆切がなんと明日になりました。
受講生の声から(一部抜粋)
・反省は不要で、次のブラッシュアップにつなげればよい、は実生活にも必要で、日々進化し続けることで周りの人も良い状態に近づける良い心がけになると思いました。
・解決を手伝うのではなく、本人が自分で気付くことが大切。話をしっかり聴きながら、「話し手」の気付きに結びつく糸口を見つけるのは難しいと感じました。
サポートファシリテーターの放課後タイム
今回ワーク計画書や広報文を作ってみて、自分の企画が現実となっていく実感が湧いてきたのではないでしょうか。皆さんのアイディアが新たなワークショップとなっていくのが楽しみです!
・終了後に自由参加の『放課後タイム』がありました。会場開催ならランチしながら疑問を解決し、理解を深められたので、このような時間がまたあるといいですね。
サポートファシリ:あいこ・ショー