活動レポート
【アーカイブ動画有】東京下町戦跡めぐり~東京大空襲を知ろう~2021年10月23日(土)
2021.11.15
10月23日(土)、江東区の戦跡フィールドワークと東京大空襲・戦災資料センターで戦争体験者のお話を聞くという企画を開催しました。現地参加希望には30名を超える応募がありましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためやむなく抽選し、現地参加16名、オンライン26名で実施しました。
江東区戦跡フィールドワーク、スタート!
1945年3月10日の東京大空襲では、江東区でも甚大な被害がありました。最初に、住吉駅から重願寺に移動。重願寺は、関東大震災や東京大空襲での殉難者を供養する「みまもり観音」や当日空襲を行ったB29爆撃機のプロペラ等保存しています。
重願寺にある「戦災・震災供養資料館」
みまもり観音:「みまもり観世音」は、関東大震災や東京大空襲などで殉軟された多くの方々のご冥福を祈り建立
猿江神社にてガイドの石田さん
猿江神社(国内最古級の鉄筋コンクリート社殿)
クローバー橋から見える猿江恩賜公園と横十間川
猿江恩賜公園の横を流れる横十間川。水に漬かって、重くなった死体を引き揚げるのは大変な作業だった。「こうして川いっぱいの死体をやっと引き上げると、翌日の満潮時には、また川いっぱいの死体が浮かぶ。作業員たちはくたくたになって重い死体をようやく片づけると、その翌日の満潮時には、また川いっぱいの死体で、いったいどこから来るのか皆目わからない死体の攻撃に、死体収容関係者は悪戦苦闘をつづけた」(東京大空襲戦災史・救援隊長の記録)
東京大空襲・戦災資料センター
センター前にある「世界の子どもの平和像」
戦争体験者のお話
戦争体験者 二瓶治代さん
二瓶治代さんの貴重な講話
お話しを聞く参加者
戦争体験者 二瓶治代さんのお話
講師:二瓶治代さん紹介
8歳の時に東京大空襲を経験しており、その時の悲惨な体験を長年語り継ぐ活動をされています。国立市在住。