活動レポート
織姫と彦星の物語に想いを馳せながら…「竹の伐採と七夕笹飾りづくりinいなぎめぐみの里山」を開催しました。
2018.7.13
パルシステム東京は7月1日(日)、前回に続き認定NPO法人JUON(樹恩)NETWORK講師の指導のもと、「竹の伐採と七夕笹飾りづくりinいなぎめぐみの里山」を開催しました。例年にない早い梅雨明け後の夏日の中、9家族25名が集まり、健康づくりを兼ねた竹林整備作業に汗を流し、心地よい風を感じながら折り紙の飾りづくりを楽しみました。
パルシステム東京組合員理事:文字 悦子
2017年にいなぎめぐみの里山の土地の一部を
パルシステム東京が取得し、2018年3月には
稲城市の保全地域として指定されました。
パルシステム東京が長年大切にしてきたこの地で
新しく始まった健康づくりの取り組みに、多くの
皆様にお集まりいただけたことを嬉しく思います。
心と体の健康づくりを目指して ~竹を伐採~
簡単なオリエンテーションと入念な準備体操の後、ヘルメットと鋸を装着したら竹林エリアへ。1家族1本を目安に竹の伐採と枝払いを行い、七夕用の竹笹を持ち帰ります。
七夕のお話を聞きながら、折り紙の笹飾りを作って親子交流
午後は里山の木陰を吹き抜ける初夏の風を感じながら親子で折り紙タイム。ちょっと難しい飾りづくりにも挑戦しました。
また、笹飾りづくりを楽しみながら、意外と忘れられがちな七夕のエピソードを復習。―とても働き者だったことで結ばれた牛飼いの彦星と機織りの織姫。二人はとても仲の良い夫婦になったものの、楽しさにかまけてお互いすっかり怠け者に。怒った織姫の父(天空でいちばんえらい神様)が二人を広い天の川の両岸に引き離してしまします。その後、二人が毎日泣き暮らすのを不憫に思い、「毎日まじめに働くなら年に1度、7月7日の夜に会わせる」と約束したのが七夕の始まり―
私たちのくらしが便利になるに連れ、体を動かす労働の機会はすっかり減っているようにも感じます。働き者の二人に想いを馳せながら、あなたも竹林の整備に汗を流しに来てみませんか?
(取材・編集:パルシステム東京広報室)
・前々回の様子はこちら。
認定NPO法人JUON(樹恩)NETWORKとは?
1998年に大学生協の呼びかけで設立され、国産間伐材割り箸の普及促進、森林ボランティア活動、援農ボランティア活動を全国各地で行なっている団体(2011年からは認定NPO法人)。
※今回の企画では岩下さん(左)、庄司さん(中)、村田さん(右)にお越しいただき、楽しく安全に作業を進めていただきました♪