活動レポート
親子で都会に残っている自然を見てみよう!「宿題バッチリ!夏休み子ども生きモニ」
2018.8.9
7月24日(火)新宿区の戸山公園で「2018年度環境キャンペーン 生物多様性保全の取り組み『宿題バッチリ!夏休み子ども生きモニ』」を開催しました。
参加者は34人(参加申込み多数のため抽選)
パルシステム東京は2009年度から生物多様性保全に取り組んでいます。その中心ともいえるのが「中央大学・東京大学・パルシステム東京協働プロジェクト」として進めている東京都内のチョウのモニタリング調査です。
インターネット上で公開しているデータベースには、組合員調査員によるモニタリングデータが3万件以上蓄積されています。
この企画は生き物モニタリング調査の親子向けの夏休み特別企画・都会にも残っている自然や、たくさんの生きものに目を向ける機会を得ること、そしてその不思議、その価値に触れてもらうことを目的としています。
公園で生きもの調査開始!
屋外での調査のため、水分摂取や強い日射しに対する注意を呼びかけてから、新宿の戸山公園に出発。きょう初めて会った同士でも、もう子どもたちは仲良くなっています。
東京は連日猛暑。チョウをはじめとした昆虫はそれほどいないのではないかと考えていました。が、探してみると、チョウ、セミ、ヤスデ、カナブン、トンボ、トカゲなどたくさんの生き物が! 大人はちょっとびっくりしてしまう虫もいましたが、子どもたちは大喜びでした。
生きもの調査はスマホ撮影してから観察します。
「こんな暑い日は私たちも日陰でじっとしていたいですね。チョウも同じです。葉の裏や木陰で休んでいることが多いんです。」と須田先生。
そんな暑さの中でも、こんなチョウを見ることができました。
参加者のアンケートから
参加した組合員からは、
「昆虫と人間の生活とは密接なつながりがあることを実感しました。ただ虫を見るだけでなく観察・記録することによって色々なことが見えてくることが分かりました。」
「一つ一つの質問に先生が丁寧に教えてくださったので親子でとても勉強になりました。」
「先生がとても詳しく何でも知っていて、子どもの疑問に全て答えてくださいました。」
このような感想が寄せられました。
パルシステム東京は、これからも生物多様性保全の取り組みを続けていきます。