活動レポート
大人の部活へようこそ! ブックdeト~ク♪ ~本を楽しむ!普段はひとりで、時にはみんなで~
2022.8.8
パルシステム東京は、子育て個育てワークショップの企画として
6月15日(水)にIKE・Biz としま産業振興プラザで「ブックdeトーク」を開催し5人参加しました。
今回担当したファシリテーターからの報告です。
*子育て個育てワークショップとは⇒ ★こちらをクリックしてください。
久しぶりのバースデーライン
「ブックdeトーク」は本を持ち寄って会話を楽しむ場です。
梅雨空の6月の開催はリピーター中心のアットホームな雰囲気でした。
トークが始まる前、持ち寄った本が置かれたコーナーでは「この本読みたかったんです」と、早くも参加者同士の交流を見かけました。
初めのあいさつを終え、ウォーミングアップです。
それぞれが持ち寄った本のタイトルを思い浮かべながら「あいうえお」順に整列して席順を変えました。隣り合う人に「『か』ですか?」「私は『み』です。」など声をかけながら座る席の順番を確認しあうと、自然に笑顔がこぼれて一気に場が和みました。
アッという間のグループトーク
場が和んだところで2つのグループに分かれ、持ち寄った本を中心にテーブル席でおしゃべりをはじめました。
会場のコロナウィルス感染対策が少し緩和され、前回までテーブル席を仕切っていたアクリル板がなくなり、参加者の顔と声を近くに感じながらお話しすることができました。
なんとコロナ禍で開催されたワークでは初めてのことです!
持ち寄った本を手がかりに、興味のあること、何気なく考えていること、日常で思うことなど思い思いの話題が話されました。
もっと聴きたい気持ちを押さえ、アッという間のグループトークでした。
いつでもどこでも本をきっかけに
2つのグループからはそれぞれ楽しそうな声が聞こえてきました。
自分が参加しなかったグループではどんな本が紹介され、どんな会話がなされたのかいつも気になるところです。
そこで、再び一つの輪になって座り、今度は全員で本を紹介しあいました。
少し時間が足りなかったかもしれません。
「あの人の本の話をもっと聞きたかったな」、そう思ったらワークショップの後でちょっと声をかけてみてはどうでしょう。
ブックdeトークはいつでもどこでも、親しい人や、初めて会う人とも本をきっかけに気軽に始めることができます。
「毎月やってほしい」、「人との交流がなくなっているのでこういう会はありがたい」。
直接いただいた感想に、また次回も楽しい会になるといいなあと思いました。
ファシリテーター:おかりん、かよこ、りょう(文責)
次回:9月28日水曜日 武蔵野公会堂(吉祥寺)
参加者の声(抜粋)
・ コロナが落ち着いてきた今こそ、このようなワークショップが大切だと感じました。
・ 久しぶりのトーク、とても楽しかったです。やっぱりブックdeトークはいいですね。
・ 色々な本に出会えて、楽しかったです。
登場した本たち
『イベルメクチン』 | 大村 智:著 大社淑子:訳 |
『おうち性教育はじめます』 | フクチマミ /村瀬幸治:著 |
『カササギ殺人事件 上・下』 | アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田 蘭:訳 |
『風邪の効用』 | 野口晴哉:著 |
『環状島へようこそ トラウマのポリフォニー』 | 宮地尚子 編 |
『死刑にいたる病』 | 櫛木理宇:著 |
『樹木たちの知られざる生活: 森林管理官が聴いた森の声』 | ペーター・ヴォールレーベン:著 長谷川圭:訳 |
『すぐ死ぬんだから』 | 内館牧子:著 |
『掃除婦のための手引書』 | ルシア・ベルリン:著 岸本佐知子:訳 |
『その日のまえに』 | 重松 清:著 |
『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』 | ブレイディみかこ:著 |
『はじめは駄馬のごとく ナンバー2の人間学』 | 永井路子:著 |
『100年たったら』 (絵本) | 石井睦美:著 あべ弘士 絵 |
『プリズン・サークル』 | 坂上 香:著 |
『本土の人間は知らないが沖縄の人はみんな知っていること』 | 矢部宏治:著 |
『みみをすます』 (詩集) | 谷川俊太郎:著 |