活動レポート

組合員の不安の声に寄り添って・・・「子どもの甲状腺検診」を開始しました。

2016.12.4

専門医によるエコー検診。先生の穏やかな声かけに安心して検診を受けることができました。

専門医によるエコー検診。先生の穏やかな声かけに安心して検診を受けることができました。

東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、放射能の影響に関心を持つ組合員の不安軽減のため、そして、組合員の健康的な暮らしへの貢献を目的として、パルシステム東京では、2016年のモニター検診からNPO法人「いわき放射能市民測定室たらちね」の協力を得て「子どもの甲状腺検診」に取り組んでいます。

昨年度は定員を大幅に超える申込みがあり、受診いただけない方も多くいらっしゃいました。そこで、今年度は検診回数を増やし、市部の会場でも開催。174名の子どもたちが検診を受けました。

 

【2016年度子どもの甲状腺検診 実施日・会場】

・11月20日(木)パルシステム東京狛江センター会場:50名

・12月3日(土)パルシステム東京新宿本部会場:58名

・12月4日(日)パルシステム東京新宿本部会場:66名

 

ソーシャルワーカーによる医療相談も実施。検診後、不安な点などを相談する場になりました。

ソーシャルワーカーによる医療相談も実施。検診後、不安な点などを相談する場になりました。

また、検診に先立ち11月5日(土)に保護者向けの「甲状腺検診キックオフ学習会」を開催。事前に放射能の影響や原発事故以降の福島県の様子などを学習しました。

 

参加者からは「加入している生協で甲状腺検診を受けることができ、今後も続けて欲しい」「キックオフ学習会で勉強をしていたので検診結果も納得しました」などの感想が寄せられました。

 

パルシステム東京では、2017年度も継続して「子どもの甲状腺検診」に取り組んでいきます。