お知らせ
美しき棚田の風景~新潟県上越市『棚田米コシヒカリ』の産地より②~
2020.11.3
新潟県上越市の"ファームみなもと"さんからおたよりをいただきました
予約登録米『棚田米コシヒカリ』の生産者、新潟県上越市の”ファームみなもと”さんより、近況報告をいただきました。
産地では実りの秋を迎え、稲刈りをようやく終えた頃です。
黄金に輝く棚田の風景、素敵ですね。
昨年までは、毎年夏に現地を訪問させていただいての交流企画を実施していました。
今年は残念ながら新型コロナウイルス感染拡大から、訪問は見合わせることとなりましたが、夏にご訪問いただいた方々も、この実りの秋の黄金に輝く棚田をご覧になられるのは初めてのことと思われます。
日本の原風景とも言えるこの素晴らしき自然。現地を訪問させていただき、実際の風景を是非ご覧いただきたいところですが、今はしばし、この画像にてご堪能ください。
雪不足、長梅雨、そして猛暑・・・心配された米づくり
今年の米づくりは例年にないご苦労、ご心配をされたとのことです。年によっては1階がまるまる雪で埋まってしまうほどの豪雪地域でありながら、昨冬の記録的な降雪量の少なさゆえ、米づくりに不可欠となる水源の確保が心配されました。
しかしながら、思いのほか長く続いた梅雨の影響から、水不足は避けられたものの、今度はその長梅雨の影響から、日照不足が心配されました。
そしてこの夏の猛暑。生産者にとっては大変な苦労を伴う一年になったことと思われますが、台風に見舞われることもなく、無事に収穫することができました。
生産者の皆さまの喜びもひとしおだったかと思います。
美しき棚田の保全のために
こちら”ファームみなもと”さんでは、化学肥料や農薬を極力控えたこだわりの栽培をしています。
こうした「環境に優しい農業」の取り組みが、豊かな自然環境の保全につながっています。この美しき棚田の風景、いつまでも大切にしていきたいと思います。
私たち消費者は、買い支えることで美しき自然の保全に寄与していければと思います。
産地へ思いを馳せて
新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息と、再び、産地への訪問、生産者との交流ができる日を心待ちにしております。
“ファームみなもと”のみなさま、すてきなおたよりをありがとうございました。これから厳しい冬が訪れます。豪雪地域ゆえのご苦労も多々あるかと思います。お体ご自愛ください。
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※新潟県上越市とパルシステム東京は、2001年、「食料と農業に関する基本協定」を締結し、安全で安心な農産物の産直拡大強化と、都市と農村との人的交流事業をすすめ、生産者、消費者が一体となっての資源循環型・環境保全型社会の構築を共に目指しています。