活動レポート

新潟県上越市 中山間地域スタディツアー ~棚田de生き物調査~

2024.12.4

新潟県上越市で農村地域の歴史と自然を学ぶ!

8月3日~4日(土・日)にて新潟県上越市のファームみなもとと交流企画を実施しました。

棚田の生き物観察や、水源の尾神岳へのハイキング、こんにゃく作り体験、やったれ祭り見学等、盛りだくさんの2日間となりました。

楽しい体験を通して上越市の文化や環境を学んだ様子をご紹介します!

こんにゃく作り体験!

こんにゃく作り体験!

ファームみなもと代表 中村様のこんにゃくを使用してこんにゃく作り! 原料のこんにゃく芋を見たことありますか?見た目は里芋と似ていますが成長するまでに2~3年程かかります。地肌で触ると痒くなるので手袋を付けて作業をしていきます。 講師はファームみなもとの女性部のお2人! ミキサーで丁寧に混ぜたら、根気強く手で練ります!最後ににがりを混ぜて型に入れて終了!あく抜きは女性部のお2人がしてくださりました。 「刺身こんにゃく」「田楽味噌」などで食べるのがおすすめです。 上越は、楽しくておいしい食文化が盛りだくさん!食育にもぴったりです。

棚田米コシヒカリ学習会の様子!

棚田米コシヒカリ学習会の様子!

その後は、棚田米コシヒカリについて学習会! 新潟県上越市の美しい四季の風景が詰まった資料を見ながら、学んでいきます。 学んでから、棚田を見学するので期待と理解が高まります。

棚田散策!

棚田散策!

棚田にどんな生き物がいるか観察しながら、散策しました。子どもも大人も気持ち良く深呼吸しながら歩きました。

水源の尾神岳ハイキング

2日目は、尾神岳のハイキングからスタートしました。

水源の「大出口泉水」は、緑豊かな尾神岳の中腹にあり、豊富な水が一年を通して枯れることなく湧き出る名水です。
環境省の「平成の名水百選」、新潟県の「輝く名水」にも選ばれました。

冷たくて新鮮なお水を飲んだ後は、標高757mの尾神岳山頂へ!

正面には頸城平野、日本海の大パノラマが一望してきました。

2日目は、青大豆畑と棚田で生き物散策!

朝食を食べた後は、ファームみなもと山本様の青大豆畑へ!

青空の下、青々元気に育つ姿は生命力を感じます。

白くて可愛いらしいお花は咲いています。

花言葉は、「必ず来る幸せ」。見ているだけで幸せな気持ちになります。

新潟県上越市吉川地区だけで栽培されている在来種の青大豆。甘味と香りが強いのが特徴です。

パルシステム東京では、「越後の青大豆」「青大豆・吉川産 青大豆きな粉」で販売をしております。

その後は、棚田で生き物散策!生き物博士に教わりながら水辺や草むらに隠れている虫を探します。

生き物がたくさん住んでいるのは除草剤や化学肥料・農薬を極力まで減らしている証拠です。棚田は、雨水を一時的に貯めるダムとしての役割もあります。美しいだけではなく、多様な生き物を育みます。

最後は、昼食交流会!

幻のもち米「越のふく福」のおこわや、浸し豆、西瓜などご馳走が振る舞われました。

 

いかがでしょうか。

新潟県上越市には、商品を超えた繋がりがあります。

それぞれの産地にパルシステム東京との「ものがたり」があるので

みなさまのご参加もお待ちしております。

 

 

~新潟県上越市との関係性~

2001年、パルシステム東京はえちご上越農業協同組合、(株)よしかわ杜氏の郷、及び吉川町(現:上越市)と「食料と農業に関する基本協定」を締結。この協定は産直取引の拡大はもちろんのこと、農協、行政、生協が協力して、都市と農村の交流や商品開発に取り組むことを目指す協定です。※その後パルシステム連合会が加わり5団体の協定となりました。