活動レポート
【動画あり】10/10 おうちで産地交流(富良野青果センター)を開催しました!
2020.11.9
オンラインでの産地交流「おうちで産地交流」を開催しました!
現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、パルシステムでは公開確認会や産地訪問、生産者を招いての学習会や料理企画などを見合わせざるを得ない状況が続いております。
そのような中でも、産地と組合員との交流を途切れさせたくない!と、組合員の自宅と産地をオンラインでつなぐ「おうちで産地交流」の取り組みをスタートいたしました。
オンライン会議システム「Zoom」を利用し、モニター越しに産地のリアルタイムの様子を見学したり、生産者との交流を行うといった内容です。
第3回目の産地は、北海道の富良野青果センター!
富良野青果センターとは、2018年度より交流を開始し、東京での親子料理教室をはじめ、2019年の夏には富良野青果センターへ訪問する企画を初めて開催しました。
今年度も産地訪問企画を開催する予定でしたが、コロナの影響でやむなく中止となりました。
そんな中でも、交流を続けていくためにオンラインでの交流を企画しました!
前回までは事務局が不慣れという事もあり、過去の企画参加者へのみ募集を行っておりましたが、今回の企画よりHP上で全体に募集を行い、7組の組合員にご参加いただきました。
ニンジン収穫中の生産者にインタビュー!
産地紹介と〇×クイズの後は、ニンジンの畑を見学!10月は収穫の繁忙期という事もあり、村上さんと岸本さんの後ろでは大きな収穫機がせわしなく動いている様子が。
「実際にニンジンを収獲中の生産者に話を聞いてみましょう!」と村上さんが進行してくださいましたが、ニンジンの収穫期ははるか遠くに(笑)北海道ならではの畑の広大さを実感しました。
また、写真でご紹介いただいた除草作業の風景では、なるべく除草剤に頼らないように手作業で草を取っているけれど、広大な面積の為、腰を痛めないように腹ばいになって草を取っている風景を見せていただき、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。
なんと富良野青果センターでは5年前に比べて平均年齢が下がっているそうで、若者の新規就農者も多いのだとか。インタビューした生産者さんも29歳で就農2年目!異業種からの転職だそうです。
わたしたちの手元に届くニンジンは70g~400gまでと基準が決められている為、それ以上やそれ以下のものはジュースやお料理セットの原料などの加工品用になります。
しかし、割れてしまったり二股になってしまっているものは加工品にもできないそうで、そのまま畑に捨てられています。
同じように手間暇かけて育てたニンジンなのに…。
食卓の裏側を考える貴重な機会となりました。
参加者からは
「とても明るく楽しそうな生産者で、若手の方も入ってくる意味が分かるような素敵な生産者の方達でした」
「人参の収穫作業を実際に見せてもらえてよかった。収穫の機械が優れものでびっくりした。プロが育てても大きさがあんなにバラバラな人参ができることは知らなかった。それぞれの野菜にそれぞれの生産の苦労があるのだろうなと思った」
などの感想がありました。
オンラインでの交流もとても盛り上がりましたが、来年はぜひ直接会って交流をしたいですね。
今後もオンラインでの産地交流を開催予定です!ぜひご参加ください♪
▼オンライン産地交流企画の様子をぜひご覧ください!
主催:パルシステム東京 商品・産直推進部 産直推進課