活動レポート

おうちで産地交流~オンラインで田植え?!東京で新潟県上越市こしひかりをつくってみよう!~を開催しました

2021.7.28

「新潟こしひかり」の産地とZoom、オンラインで参加者がつながりました(^^♪

事前に参加者の皆さんに上越さんから大きなバケツと上越の土と苗が送られてきていました。

5月22日、土曜日、新潟県上越市の生産者と組合員のご家族がオンラインで田植え交流を行いました。11家族が集い、事前に送られてきたバケツを前にどのお子様も興味深々で、目ははちきれそうに大きくなっていました。送られてきた苗から私たちの主食、お米が果たして育つのでしょうか…いろいろ教えていただかなくては…

オンライン交流企画にお集まりいただいた皆様です

ついにバケツ稲、苗のオンライン交流の始まりです

上越市吉川区総合事務所会議室と組合員、パルシステム東京をむすんだオンライン田植え交流が始まりました。講師はえちご上越農業協同組合、営農部北営農センターの小林さんと助手の成田さんです。学習帳を使って苗の成長順にご説明していただきました。今まで何気なく食べていたお米ですが、生産者の皆さんが苦労して育ててくださっていることが分かりました。それにお米って花があって、咲くんですね!おまけに花が咲いているのは限られた短い時間なんですね!1粒のお米からたくさんのお米ができるのですね!知らないことがたくさんありました!

苗植え実習の様子です!(^^)!

苗植え実習の様子です!(^^)!

 

上越市吉川区総合事務所会議室にバケツを持ち込んでいただき、苗植えの実習をしてもらいました。水はバケツの中の土の表面に少したまるくらいでいいのですね。苗1束から植える分だけを苗を切らないように分けるんですね。深さは人差し指の第2関節くらいでしょうか…

写真を使ってのご説明

 

 

普段見れないようなお米の写真を見せていただきました。ぐんぐん太陽の光を浴びて育っていくのですね。毎日見ていないと大切な成長を見逃してしまいそうですね。

たくさんの質問がありました(^^♪

小林さんの講義が分かりやすく、参加者の皆さんは集中して聞いてくださいました。そのためたくさんの質問が出ました。どの質問も具体的で、これから苗が育っていく上で遭遇するだろう困難にどう対処するかでした。皆さんとても真剣に聞いていました。どの質問にも小林さんは的確に分かりやすくお答えしてくださいました。そして、一息ついたところで、上越の環境について質問がありました。

「虫はいますか?」

「虫はいますか?」

田んぼには虫がたくさんいますか。たがめはいますか。と嬉しそうに質問してくれたお子さんがいました。たがめが好きなのかな?たがめは水中昆虫の王様ですからね。

 

小林さんからの回答です♪

小林さんからの回答です♪

虫は一杯いますよ。たがめもいますよ。とんぼも…でも一番見てほしいのは夜のホタルかなあ。キレイだよ。

オンライン田植え交流が終わってから…

パパと一緒の苗植えはたのしいね(^^♪

パパと一緒の苗植えはたのしいね(^^♪

 

お米って他の食べものとは違うよね。遠い昔から私たちのご先祖さまが苦労してお米を育ててくれて、今でもお米を私たちはほとんど毎日食べているよね。お米はスーパーフードなんだよ。栄養が豊富なんだって!

 

それに土と水を混ぜる代き(しろかき)はとっても楽しいよね。初めは手が汚くなる、いやー。と思っている子もいざ混ぜ混ぜしているうちに夢中になっているよね。そうして最後に苗を植えた時、どうぞ秋には豊作になりますように、と心の中でつぶやいているよね。

 

 

 

数日後の苗です。小林さんがおっしゃったとおり、太陽の光を浴びてすくすくと育っていますね。成長が楽しみですね♫

産地交流をお楽しみいただけましたでしょうか

私たちが産地の魅力をお伝えいたします 塚越(左)藤巻(右)

皆さま、お楽しみいただけましたでしょうか。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、これまでのような相互の訪問を控えざるを得ない状況下にあって、交流の灯はともし続けるべく、産地と組合員の自宅とをオンラインで結ぶ「おうちで産地交流」の取り組みを行っています。

パルシステムの「産直」とは、単なる食料調達の手段には留まりません。日々の暮らしの中で、「作る」と「食べる」がともに支え合う。そのパートナーシップを育むための運動こそ、パルシステムの「産直」です。オンラインではありますが、「結ぶ」場となる交流をこれからも続けてまいります。

パルシステム東京 商品・産直推進部 産直推進課